千葉の「銚子連絡道路」さらに東へ! 旭市までの13km区間がいよいよ事業化
山武東総道路三期の2022年度新規事業化が決まりました。開通すると、銚子連絡道路の一部となって、圏央道と千葉県銚子市を結びます。
匝瑳市から旭市までの13km区間が新規事業化
銚子連絡道路のさらなる延伸計画が動き出します。
2022年3月、国土交通省関東地方整備局が2022年度の予算概要を発表。この中で、「国道126号 山武東総道路三期」の新規事業化が盛り込まれました。
国道126号「山武東総道路」は、地域高規格道路の銚子連絡道路を構成し、千葉県の山武市と旭市を結びます。
一期区間は、圏央道の松尾横芝IC(山武市)から横芝光IC(横芝光町)までの延長6.1kmで、2006年3月に有料道路の銚子連絡道路として開通しています。
二期区間は、横芝光ICから八日市場IC(仮称。匝瑳市)までの延長5kmで、2023年度の開通に向けて建設が進められています。
そして今回、新たに事業が動き出すのが三期区間で、八日市場IC(仮称)から道の駅「季楽里あさひ」付近(旭市)までの延長13kmを結びます。
2022年度の予算は5000万円で、調査設計が実施される予定です。
山武東総道路の二期・三期が整備されることで、農水産物をはじめとする物流の効率化、救急医療施設へのアクセス性向上、国道126号(現道)の混雑緩和などが期待されています。
なお、三期区間からさらに東の銚子連絡道路の整備については、1993年に開通している国道126号「飯岡バイパス」(延長約6km。旭市)の活用や、旭市・銚子市にまたがる区間は拡幅などが計画されています。
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