トヨタが全長5m超えミニバンで「自動運転テスト」開始! 「空の玄関口」への移動も! 「シエナ」使った米オーロラとの取り組みとは
米国トヨタと米自動運転システム開発会社オーロラ・イノベーションは、安全管理者2人を乗せた形で自動運転配車サービスの試験をテキサス州で開始したことをオーロラが2022年3月23日に発表しました。
トヨタと米オーロラ、テキサス州で自動運転配車テストを開始
2022年3月23日、米国トヨタと米自動運転システム開発会社オーロラ・イノベーションは、安全管理者2人を乗せた形で自動運転配車サービスの試験をテキサス州で開始したことをオーロラが同日に発表しました。
オーロラは、自動運転システムの開発をおこなう企業で2016年にグーグルやウーバー出身の人達によって設立されました。
なお、オーロラは2020年にウーバーの自動運転車部門ATGを買収。一方、ウーバーはオーロラの26%を取得してました。
一方で今回の試験に使われたのはトヨタのミニバン「シエナ」となり、現行モデルとなる4代目は2020年5月に米国で発表されました。
先代となる3代目では、ガソリン車とハイブリッド車が設定されていましたが、4代目では2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターのハイブリッド車のみとなっています。
オーロラは、このシエナに自動運転システムを搭載し、ダラス・フォートワース地域の幹線道路や郊外の道路でテストを実施。空港への移動も含めた運用をおこなうといいます。
なお、オーロラのライバルであるウェイモは、フェニックス郊外の一部で運転手なしのミニバンを利用した有料の配車サービスをおこなっていますが、空港送迎はしていません。
なお、グーグルの自動運転車プロジェクト(現ウェイモ)の元責任者であるクリス・アームソン氏率いるオーロラは、ウーバーなどの配車ネットワークでの商用サービス開始に向け、車両を引き続き追加する方針だと明らかにしています。
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