関東で初確認! 「半固定式オービス」が茨城県で稼働目前 現地調査で分かった3か所は?

「半固定式オービス」茨城県内の設置場所は?

 茨城県内の半固定式オービスの拠点設置場所は下記の3か所です。

●拠点1:常磐道上り、那珂ICと水戸北スマートICの間、89.4kp(キロポスト)
 この場所は、前回調査(2022年2月25日)に通った時は確かにHシステムオービスが付いていましたがそれは撤去され、半固定式オービスの拠点へと生まれ変わっていました。よって、ここに関しては注意して運転するドライバーも多そうです。

●拠点2:常磐道下り、水戸北スマートICと那珂ICの間、89.6kp
 常磐道は、水戸IC以南は片側3車線ですが、オービスの拠点が新設された場所は2車線の区間です。

●拠点3:北関東道西行き、茨城町東ICと茨城町JCTの間、174.1kp
 北関東道は茨城県の太平洋側から群馬県を東西に結ぶ高速道路ですが、これまでオービスは1つも設置されていませんでした。そのためかこの道も速度を超過して走る車が多いように感じていました。

半固定式オービス用の新予告看板(撮影:オービスガイド)
半固定式オービス用の新予告看板(撮影:オービスガイド)

 現在、半固定式オービスの拠点が設置された各県の拠点数はいずれも3か所なので、それほど大きな影響はないと思うかもしれませんが、今後各県の拠点数が仮に30か所に増えると、オービスのカメラ本体が1台のままとしても、速度を抑制する効果は大きくなるでしょう。

 もちろん固定式オービスを30か所に作るよりも、費用は圧倒的に安く済みます。

 さらに移動式オービスをプラスして、高速道路上の非常駐車帯や合流部などでたまに運用するとさらに効果が大きくなると思います。

 実際、新東名高速をはじめ全国の高速道路で移動式オービスが運用されています。

 また、茨城県警が使用しているセンシス製のMSSSという移動式オービスは、最新の探知機でも探知が難しいという動画がYouTubeなどにアップされています。

 それだけではありません。常磐道も北関東道も覆面パトカーをはじめとした警察車両をよく目にしますので、近い将来、茨城県の高速道路は制限速度を超えて運転するドライバーがかなり減るかもしれません。

 オービスや、取り締まりの有無にかかわらず、常にハンドルを握る際は、時間と心にゆとりを持ちつつ、周囲への注意を怠らない安全運転が大切なのはいうまでもありません。

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Writer: オービスガイド 大須賀克巳

2008年よりドライバーのための情報を共有するネットワーク作りにとりかかり、現在は「オービスガイド」(アプリ・WEB)を開発と運営。
北海道から沖縄まで、全国全てのオービスを定期的に現地調査。今後も取締り情報に限らず、車に乗る人が安全で快適に、楽しく運転できる仕組みを作りたいと日々奔走している。

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3件のコメント

  1. 皆さま 安全運転してますか?
    くれぐれも オーバースピードは しないで下さい。

    お急ぎの時も 注意して下さい。
    茨城県に 新型自動速度取締装置が 設置されました。

  2. 昨日、常磐道の水戸北IC-那珂ICの新オービスを確認しました。
    中身は空だったように思います。
    予告看板の文字が小さく、高速走行中だと確認しにくいと感じました。

  3. 昨夜、カメラが設置されているの目視で確認しました。
    常磐道、水戸北IC北側、東海スマートIC案内看板前

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