トヨタが新型「超極上ミニバン」を開発!? 動くオフィス仕様が突如出現!「水素グランエース」が意外な場所に出没したワケ
1号車、2号車が出来たなら…3号車は? 今後の展開はどうなるのか
スーパー耐久シリーズの開幕戦にひっそりと置かれたFCVグランエースですが、モータースポーツの場に置かれたのは初めてではありません。
2021年のスーパー耐久シリーズの第3戦となる富士24時間レースにて、水素エンジンのカローラを参戦させるだけでなく、「水素社会を実践してみる」というミッションにより、FCVグランエース(1号車)と「FCVハイエース(300系)」のキッチンカー、ミライの3台がパドック周りの電源を供給していました。
そうした背景もあり、2022年シリーズの開幕戦に2号車を持ってくることになったようです。
では、1号車、2号車の今後はどうなるのでしょうか。前出の担当者は次のように述べています。
ーー2号車が出来たことで1号車はどうなるのでしょうか。
しばらくの間は1号車と2号車を使い続けます。実証実験ということもあり、色々な人に色々なシチュエーションで使用してもらうためにもう少し台数があってもいいのではないかと思っています。
ーーということは、3号車が制作される可能性もありますか。
そうですね。1号車、2号車でさまざまなお声を頂いているので、それをタイムリーに具現化していくためにはその要望にあった仕様が出来る可能性はあります。
ただし、たくさん制作すればいいということではなく、『水素の価値を早く、広く広めるため』にこういったクルマは具現化していければいいと思います。
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今回、実際に後席空間や荷室空間を使用して感じることは、エンジン搭載車であれば感じる振動や匂いが無いということをより覚えたことです。
普段であれば振動や匂いは当たり前ですが、FCVだからこそ細かなストレスから開放されるという部分では環境以外にも仕事が捗る要因になるといえます。
さらに、排気ガスが出ないためテールゲートを開けた状態でリラックス&イノベーションが出来るため、仕事以外にも屋外活動での拠点として活用することも出来そうです。
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トヨタはモータースポーツを通じて水素の価値を実証しており、レースでは「つくる」「はこぶ」「つかう」というテーマで水素社会の実現に向けた取り組みをおこなっています。
その一方で実際のユーザーに身近な出来事になりつつある「オンライン会議」といった部分でも水素を活用することで、認知拡大に繋がりまた一歩水素社会の到来が早くなるかもしれません。
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