なぜトヨタ「アルファード」は受注停止? 「オーダー出来ない」の声も! 改良前の一時的問題? 再開は3月20日頃か

2022年3月中頃現在、トヨタ「アルファード」は一時改良に向けてオーダーをストップしているといいます。こうした状況についてユーザーからはどのような声が挙げられているのでしょうか。

一時オーダーストップの「アルファード」ユーザーからの声は?

 高級ミニバンの代名詞として、国産ミニバンのなかでもっとも多く売れているトヨタ「アルファード」。
 
 2022年3月16日現在、オーダーストップになっているようですが、どのような状況で、ユーザーからはどのような声が挙げられているのでしょうか。

「いつかはアルファード」 実際に購入した経緯とは
「いつかはアルファード」 実際に購入した経緯とは

 日本自動車販売協会連合会が公表する、2021年の新車登録販売台数ランキングでは、ミニバンのなかで1位を獲得するなど人気の根強いモデルとなっているアルファード。

 またアルファードは、エントリーグレードから最上級グレードまでの価格差が400万円以上となっており、選択できるグレードが多岐に渡ります

 そんなアルファードについて、首都圏のトヨタ販売店は「2022年2月半ばころよりオーダーをストップしており、3月16日現在、アルファードは購入できない状況となっています」といいます。

 アルファードのオーダーストップは全国的なもので、関西圏のトヨタ販売店でも、「オーダーストップ期間もお問い合わせいただいていますがご案内できず……再開までお待ちいただけるようにご説明しています」と話します。

 SNSでも「アルファード、オーダーすらできない」と嘆くユーザーも見られます。また、「なぜオーダーストップ?」と、「オーダーストップの理由を知りたい」と考える人も少なくないようです。

 一方で「滑り込みでオーダーしました!」「オーダーストップ前、最後の1台購入した」という声も見られ、以前からアルファードの購入を検討していたユーザーは、販売店からの通知や自身のリサーチによって、オーダーストップを事前に知ることができていた様子がうかがえます。

 オーダーストップの要因には、2022年5月からバックカメラや後方を確認するためのセンサー類など、おもにバック走行時の安全性を考慮した装置の搭載が既存車でも義務となります。

 現在のアルファードでは、すべてのグレードにバックカメラなどが搭載されているわけではないため、こうした法規制への対応するために一時的にオーダーをストップしているという事情があるようです。

 ただ、一部改良による一時的なオーダーの調整は、それほど珍しいことではありません。

 しかし、いわゆる繁忙期である2月から3月に、およそ1か月にわたって主力車種のオーダーをストップすることは異例です。

 ただし、前出の担当者(首都圏)によれば、2022年3月20日頃にはアルファードの受注再開を予定しているようです。

 そのため、今回のオーダーストップによる影響はあくまで一時的なものといえますが、再開後はオーダーが殺到する可能性が高いことが予想されます。

 オーダー再開後の納期について、前出の担当者(関西圏)は「おおよそ4か月から5か月」と話します。

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トヨタ アルファード
トヨタ アルファード
  • 新車販売価格:359.7~775.2万円
ボディタイプ
ミニバン
販売年月
2019年12月~生産中

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