タイ仕様の新型「C-HR GRスポーツ」 特徴は？

　トヨタのタイ法人が2022年3月15日、新型「C-HR GRスポーツ」を発表しました。

　日本で販売されるC-HRの同名の仕様（「GRスポーツ」グレード）とは、見た目などに違いがあるようですが、タイ市場ではどのようなスポーティ仕様が投入されるのでしょうか。

　タイで販売される新型C-HR GRスポーツは、全車が1.8リッターガソリン＋モーターのハイブリッドシステムを搭載。

　日本仕様のC-HR GRスポーツに設定される1.2リッターターボエンジンの設定はありません。

　また足まわりは専用セッティングのサスペンションを採用したことで、よりスポーティな運転感覚を実現したといいます。

　エクステリアデザインでは、新デザインの18インチアルミホイールを装着したほか、日本仕様と異なるデザインのバンパーを含むボディキット、LEDフォグランプ、GRエンブレムなどを含む「GRスポーツパッケージ」を採用。よりワイド感を強調した外観に仕上げられました。

　ボディカラーはすべて2トーンカラーを設定。「ブラックアティチュードブラックマイカ／シルバールーフ」「プラチナホワイトパール／ブラックルーフ」「プレミアムレッド／ブラックルーフ」の3色です。

　インテリアはブラックとガンメタリックカラーで装飾。シートは背もたれにGRという文字が配されたデザインになっています。

　トヨタのタイ法人でエグゼクティブバイスプレジデントを務めるスラサック・ストンワンさんは「内外装にスポーティな装飾を施したほか、専用チューニングを施したサスペンション採用して、運転性能を向上させました」とコメントしています。

　タイで販売される新型C-HR GRスポーツの価格は118万9000バーツ（日本円換算で約420万円）です。