マジか! 2200万円超えのトヨタ「GRスープラ」発売! 世界6台限定の激レアモデルは何がスゴイのか
2022年2月23日、レース専用車両「GRスープラGT4」のデリバリーが50台に達したことを記念する「50エディション」が世界限定6台で発売されました。
2200万円超えのスゴイ「GRスープラ」とは
トヨタ「GRスープラ」をベースに制作されたレース専用車両「GRスープラGT4」は2020年に発売されています。
そして2022年2月23日にユーザーへのデリバリーが50台に達したことを記念する「50エディション」が世界限定6台で発売されました。
GRスープラGT4は、トヨタモータースポーツ(TOYOTA Motorsport GmbH)が開発及び製造を担当。
エンジンは3リッター直列6気筒ターボエンジンで320kW(430hp)までチューンナップされ、7速スポーツオートマチックトランスミッション(パドルシフト付)と機械式リミテッドスリップデフを介して後輪を駆動します。
エクステリアは、フロントスポイラーとリヤウイングには天然繊維コンポジットを採用し、車両重量は1350kgまで軽量化。
サスペンションは量産のGRスープラと同様に、フロントにマクファーソンストラット、リヤにマルチリンクを採用し、前後共にレース用調整式ダンパーを装着しています。
ブレーキは、レースにおいて十分な性能を確保するためにフロントに6ポット、リアに4ポットのレース用キャリパーを採用し、タイヤはピレリ製タイヤを装着。
インテリアは、カーボン製インストルメントパネルを採用し、GT4車両のために最適化されたステアリングホイールとディスプレイを装備しています。
発売は欧州、北米、日本・アジアとなり、価格は17万5000ユーロ(約2244万円/消費税、関税、輸送費などは別)です。
今回、このGRスープラGT4の50台記念車の50エディションは、ユニークなカラーリングとして、GRのレッドで塗装されサイド、ルーフ、インテリアに特別仕様車のロゴが施されています。
また、専用内装カバーやGR Supra GT4のレタリングが施された運転席・助手席も用意されています。
パワートレインは、欧州のGT4選手権やDTMトロフィーなどで実証された、性能はそのままです。
今回の50エディションについて、Toyota Gazoo Racing EuropeのGT4プロジェクトマネージャーとなるフロリアン・フォン・ハッセルバッハ氏は次のように述べています。
「2年間で50台のGRスープラGT4を販売できたのは、日本、米国、欧州のトヨタ・ガズーレーシングファミリーのおかげです。
プロジェクト開始以来、我々を信頼し、改善に協力してくれたGRスープラGT4オーナーの皆さんに感謝しています。
しかし、カスタマー・レーシングにおける私たちのハードワークは、ここで終わるわけではありません。今後、さらに多くのマイルストーンを祝うことができることを楽しみにしています」
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価格は17万5000ユーロ(約2244万円/税・送料別)で、この50エディションは世界で6台のみ生産されます。
欧州、北米、アジアにそれぞれ2台ずつ投入され、カスタマーレーシングプログラムの主要市場をカバーする予定です。
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