快速「ターボe-POWER」搭載SUV!? 日産 新型「キャシュカイe-POWER」発表! 今夏に欧州投入へ
日産の欧州法人は、「キャシュカイ」の「e-POWER」搭載仕様を2022年3月7日に発表、2022年の晩夏に現地で追加発売すると明らかにしました。
e-POWERを欧州初投入へ
日産の欧州法人は、小型SUV「キャシュカイ」の「e-POWER」仕様を2022年3月7日に発表、晩夏に現地で発売すると明らかにしました。
欧州市場で「e-POWER」搭載車が導入されるのは初めてとなりますが、どのような仕様で投入されるのでしょうか。
キャシュカイは、3代目となる現行モデルが2021年2月18日に発表されたモデルです。ボディサイズは全長4425mm×全幅1838mm×全高1635mm。
当時、1.3リッター直噴ターボエンジン+モーターの12Vマイルドハイブリッド仕様が先行して発表されていましたが、日産のシリーズ式ハイブリッドシステムとなる「e-POWER」搭載車も追加投入することが予告されていました。
キャシュカイに搭載される「e-POWER」は、欧州の走行環境を意識して開発された専用システムを採用。
1.5リッターVCターボエンジン(可変圧縮比エンジン)が発電した電力で、最高出力140kW(190馬力)の駆動用モーターを駆動します。
100%モーター駆動で走行するため、リニアなレスポンスを実現。また、バッテリーEVのような充電の手間も必要としません。
また、キャシュカイに搭載される「e-POWER」では、英国およびスペインの日産テクニカルセンターヨーロッパ(NTCE)のエンジニアが協力して開発した「リニアチューン」システムを採用。
これはクルマの実際の加速に合わせてエンジン回転数を徐々に上げることで、ドライバーが体感する加速感に違和感が出ないよう調節します。
またアクセルペダルの踏み加減だけで強い減速力を生み出す「e-Pedal Step」も搭載されました。
日産のAMIEO(アフリカ/中東/インド/ヨーロッパ/オセアニア)地区商品戦略・価格担当副社長のアルノー・シャルパンティエ氏は、キャシュカイのe-POWER仕様について「今はまだバッテリーEVを手に入れる準備ができていないものの、より環境に配慮し、毎日楽しくEVの運転感覚を味わいたいドライバーに、気に入っていただけることでしょう」とコメントしています。
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