ジープ初のフルEV「エレクトリック・ジープSUV」初公開! 2023年初頭に発売
ジープ81年の歴史で初となる完全電気自動車(フルEV)「ジープSUV」が姿を表しました。今後数か月以内に詳細が明らかになるそうです。
長いジープの歴史で初めての電気自動車
ステランティス傘下の米国ブランド、Jeep(ジープ)は2022年3月1日、ジープブランドとして初めての100%バッテリー駆動電気自動車(フルEV)の画像を公開しました。
今回公開されたフルEVのジープSUVは、ステランティスの「Dare Forward 2030」戦略計画のプレゼンテーション発表のなかで、ステランティス最高経営責任者(CEO)であるカルロス・タバレス氏が公開したもので、まだ車名などはあきらかになっていません。
今後数か月以内に詳細なスペックを含め世界初公開される予定で、2023年初頭には欧州の市場を皮切りに世界中のマーケットで発売される予定です。
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ジープブランドは現在、SUVにおいてグローバルで電動化を進めています。
2020年7月には、欧州で「レネゲード」と「コンパス」にプラグインハイブリッド(PHEV)の「4xe」を追加。さらに同年9月には「ラングラー4xe」も登場しています。
日本でも2020年10月、日本に輸入するジープとしては初のPHEVとなる「レネゲード 4xe」を導入しています。これは1.3リッターエンジンと電気モーター2基、6速MTからなるPHEVシステムで、200Vの普通充電が使用でき、モーターのみで最長48kmの走行が可能となっています。
また欧州では2022年2月に新型「グランドチェロキー」に「グランドチェロキー 4xe」を追加。このモデルは380馬力・637Nmのトータル出力を持つPHEVで、モーターのみで最長51kmの走行が可能となっています。
このグランドチェロキー 4xeは、2022年中にも日本に導入される予定となっています。
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