日産 新型SUV「ジュークHV」を初公開! 専用バッジや新エアロ装備で変化も? 2022年夏に欧州投入へ
日産の欧州法人は、ハイブリッド仕様の新型「ジューク」を発表し、2022年夏に欧州市場へ導入します。どのようなハイブリッドSUVとして登場するのでしょうか。
2019年に登場した2代目ジュークにHV仕様登場
日産の欧州法人は、同社のSUV「ジューク」のハイブリッド仕様を2022年2月28日に発表しました。
ジュークは日本でもかつて初代が販売され、馴染みのある人も多いモデルとなりますが、2代目ジュークのハイブリッド仕様はどんなコンパクトSUVとして欧州に投入されるのでしょうか。
ジュークは、初代が2010年に発売されました。
ライト類が上下2段に分かれたフロントフェイスを採用するなど、個性的な外観などで注目を集め、自販連が発表した発売翌年(2011年)の登録車販売台数ランキングでは18位(3万4224台)にランクインしました。
しかし、日本向けのジュークは2020年に販売を終了した一方、欧州ではフルモデルチェンジを実施。個性的なデザインを継承した2代目ジュークが、2019年に発売されました。
今回、2代目ジュークに追加されたハイブリッド仕様は、アライアンスのエンジニアリングを活用して開発されたハイブリッドシステムを採用。
1.6リッターエンジン(95馬力)+モーター(50馬力)で構成されます。
なお、日産は前述のエンジンと駆動用モーターを開発した一方、ルノーは15kW高圧スターター/ジェネレーター、インバーター、1.2kWh水冷バッテリー、トランスミッションを供給します。
走行状況に応じて、シリーズ、パラレル、シリーズパラレルの各走行モードを自動で切り替え、レスポンスの良い加速性能と優れた環境性能を両立しました。
また、アクセルペダルの踏み加減で強い減速力を生み出せる「e-Pedal」も搭載されます。
外観は、ガソリン仕様に対してフロントグリルの開口部を小さくしたほか、専用装備としてラジエーターグリルシャッターも採用されました。
また形状を改良したリアスポイラーや「HYBRID」バッジの追加なども特徴です。
欧州市場では2022年夏に導入されます。
ガソリン仕様同様、ハイブリッド仕様のジュークも日本市場導入のアナウンスはされていませんが、初代オーナーなど日本のユーザーからも注目を集めそうです。
それではここでクイズです。
日本市場における初代ジュークの実質的な後継車種として、2020年6月に「キックス」が発売されました。
日本仕様のキックスは、全車が「e-POWER」というハイブリッドシステムを搭載しますが、e-POWERは次のなかでどのハイブリッド方式に当てはまるでしょうか。
【1】シリーズ方式
【2】パラレル方式
【3】マイルド方式
※ ※ ※
正解は【1】の「シリーズ方式」です。
e-POWERでは、エンジンと車輪が直結することはなく、エンジンは発電に専念。その電力によってモーターが車輪を駆動することで走行します。外部から充電する機能は搭載されません。
充電の手間はなく、100%モーター駆動による気持ちのよい走りを味わえる点が特徴となります。
※クイズの出典元:くるまマイスター検定
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