スズキ 新型「ワゴンR」を発表! 軽の枠超えた独自ボディ オシャな2トーンカラー採用 印で登場
マルチ・スズキが新型「ワゴンR」(インド仕様)を2022年2月25日に発表しました。燃費性能が向上したほか、2トーンカラーも設定したといいます。
派生仕様の新型「ツアーH3」も発表
スズキのインド子会社であるマルチ・スズキは、2022年2月25日に新型「ワゴンR」を現地で発表しました。
日本で販売されるワゴンRとは異なるボディを採用するモデルですが、インド仕様のワゴンRはどのような点が進化したのでしょうか。
インド仕様の現行ワゴンRは、ボディサイズが日本の軽自動車規格より大きい全長3655mm×全幅1620mm×全高1675mm。HEARTECTプラットフォームを採用するAセグメントのコンパクトカーに分類されます。
今回、インドにおいて新型ワゴンRはエンジンの改良などにより燃費性能が向上。また、あわせてタクシー仕様「ツアーH3」も新型モデルとして発表されています。
マルチ・スズキのシャシャンク・スリバスタバ専務取締役は、次のようにコメントしています。
「(インド市場における)1999年の発売以来、ワゴンRは常に進化を続け、クラストップレベルの機能、デザイン、性能を備え、変化するお客さまの嗜好に応えてきました。
ワゴンRは、マルチ・スズキのポートフォリオのなかでもっとも高いリピート購入率を誇り、これを嬉しく思います。ワゴンRユーザーの4人に1人以上は、新しいワゴンRに乗り換えていただいています。
またワゴンRは長年にわたり、270万世帯以上のお客さまに選ばれてきました。
新型ワゴンRは、その伝統を引き継ぐべく、力強くエネルギッシュな走行性能、2トーンカラーのエクステリア、充実したインテリア、12以上の安全装備、便利な機能、燃費性能の向上などを備えています。新型ワゴンRが皆さまの期待を上回り、より多くのインドの家族に選ばれ続けることを確信しています」
インド仕様の新型ワゴンRは、ボディカラーにレッド×ブラックとグレー×ブラックの2トーンカラーを設定。モノトーンカラーとあわせて全8色を設定します。
また、新デザインのアルミホイールを採用したほか、内装はシート色にブラック×ベージュを用意します。7インチディスプレイのSmartPlay Studioも搭載しました。
搭載されるエンジンは1リッター(ガソリンもしくはCNG)と1.2リッター(ガソリンのみ)を設定。MTとAGS(オートギアシフト)の設定があり、アイドリングストップ機構も搭載されます。
いずれのエンジンでも燃費向上を実現しており、なかでも1.2リッター仕様は従来比で19%向上した24.43km/L(AGS仕様)を実現しました。
なお、前述のタクシー仕様 新型ツアーH3は1.2リッター仕様が設定されないものの、1リッターのガソリンとCNGの両仕様が設定されます。
安全装備について、新型ワゴンRはデュアルエアバッグ、ABS+EBD、フロントシートベルトリマインダー、リアパーキングセンサーなどを標準装備。またAGS車にはヒルホールドアシストも搭載されます。
インドにおける新型ワゴンRの価格は53万9500ルピー(約82万円、1ルピー1.53円で計算)から。新型ツアーH3もエントリーモデルは同価格です。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。