新型「アトレー キャンパー」続々登場! 「どこでも車中泊」仕様が人気? なぜアトレーなのか
新型アトレーが軽キャンパーベースに採用される訳
新型アトレーは発売1か月後で、月販目標台数の8倍となる約8000台を受注。大口の発注も含まれるであろう、ハイゼットカーゴの約1万3000台に迫る大躍進ぶりです。しかし、大きな理由は別にあると、アトレーのキャンパーを製作したビルダー関係者はいいます。
「昨今のユーザーは、商用車然とした外装を好まず、普段使いでも見栄えがするエクステリアを望みます。
新型アトレーは内外装とも豪華ですので、オートキャンプをしない日常でも大きな満足感を与えてくれると思います。
しかし、キャンピングカーでアトレー需要が高まる要因としてもっと大きな理由があるのです。
それは、ACC(アダプティブ・オートクルーズ・コントロール)がアトレーだけに採用されたことです」
新型アトレーは従来型から安全装備「スマートアシスト」を引き継ぎましたが、ステレオカメラを備えた新世代型に進化しています。
その結果、アダブティブドライビングビーム、サイドビューランプ、標識認識機能が新たに加わったほか、ACC(RSとアトレーデッキバンに標準装備)が追加となりました。
同じく新型アトレーベースのキャンパーを出展したビルダーは、ACCの必要性の理由を次のように語ります。
「キャンピングカーユーザーの約4割が60代といわれていますが、なかでも軽キャンパーはシニア世代の率が非常に高いカテゴリーとなっています。
シニア世代は2人で旅することが多く、食事や風呂は飲食店や日帰り入浴で済ませ、クルマでは寝るだけという旅のスタイルが多いからです。
余分な装備や居住空間がいらないから軽自動車でも十分ですし、サイズ的にも気兼ねなく運転できる点も魅力なのでしょう。
ですが、安全性を気にする人が多く、以前よりACCが付いた軽キャンパーはないのかという問い合わせが多かったのです」
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新型アトレー発表時のメーカー資料を見ても、軽ワゴン市場でのシニア世代の増加を指摘しており、2009年度では全体の44%だったシニア世代の割合が、2020年には60%にまで増加していることをリサーチデータとして挙げています。
ACCの採用についても、ユーザーの高齢化、レジャーユースで軽ワゴンを使う率が増加していることを鑑みてのことだと考えられます。
前述のように、かつては平均200万円台だった軽キャンパーの価格は、ベース車両の高騰によってついに300万円を超えるという時代に突入。
しかし、シニア世代は経済的に余裕がある人が多く、加えて安全に対する意識が高まることを考えれば、決して高いプライスとはいえなくもありません。
一般ユースの市場のみならず、キャンピングカー業界でも旋風を巻き起こしそうな新型アトレー。
上位カテゴリーであるバンコンバージョンモデルに迫る価格で、どのような市場での動きを見せるのか注目です。
Writer: 山崎友貴
自動車雑誌編集長を経て、フリーの編集者に転向。登山やクライミングなどアウトドアが専らの趣味で、アウトドア雑誌「フィールダー(笠倉出版社刊)」にて現在も連載中。昨今は車中泊にもハマっており、SUVとアウトドアの楽しさを広く伝えている。
皆様 騙されてます。
そんな良い車ではありません。
バッテリーI年で交換、塗装 すぐ剥がれる。エアコン壊れる。 鍵が抜けなくなる。シリンダー交換。
ラジエーター液漏れる オイル漏れる。無償で修理しますと営業と工場長揃って言ったが、後日 そんな事は言ってない と言う。約束事は書面にしましょう。
出たばかりだからまだ悪い噂は無いけど次回車検時の2年位でボロが出ると思う。どんな車でも第一印象より長く乗ってみて初めて分かるもの。いきなり最上位グレードを買うくらいなら、ハイゼットカーゴ2シーターを買って改造したほうが安いでしょ。どうにもN-VAN記事しかり、本記事のアトレーしかり、べた褒めが先行してしまって何かを見落としているのでは。
まあ、なんだかんだ言っても軽商用車だからなぁ
広いと言っても軽としてはだし
乗り心地も軽ですから長距離移動は色々余裕無いので疲れるだろうから
本気のキャンパーにはお勧めじゃないね。
まあ軽だから安い分気軽にカスタムしやすいので
なんちゃってキャンパーブームに乗っかって人気得ているだけなんで
過度の期待は禁物だよ。