ホンダは、東京オートサロン2022（1月14日から16日）で、新型「ヴェゼル e：HEV モデューロXコンセプト」（以下、ヴェゼル モデューロX）を初公開。また、大阪オートメッセ2022（2月11日から13日）にも同車を出展しました。

　標準仕様の「ヴェゼル」に対して、大きく差別化されたフロントフェイスが特徴の新型ヴェゼル モデューロXですが、ユーザーの間では標準仕様とモデューロX仕様のどちらの方が人気なのでしょうか。

　新型ヴェゼル モデューロXは、ホンダ純正コンプリートカー「モデューロX」の最新モデルとして、2022年内発売を目指しているクルマです。

　フロントフェイスに関して、フロントグリルやフロントバンパーに専用のデザインを採用。黒の加飾が効果的に配され、より力強さを増したフロントフェイスを手に入れました。

　また、開発にあたってはこれまでのモデューロXモデルでも盛り込まれた「実効空力」（日常の速度域でも体感できる空力効果）を重視。

　人の手の感覚で走行テストと実装を繰り返しながら、走行性能に寄与する造形とデザイン性を融合させて作り込まれているといいます。

　一方、前述した標準仕様のヴェゼルは、黒パーツで加飾されたモデューロX仕様とは異なり、ボディ同色グリルを採用。クリーンな印象でまとめられています。

　一見すると対照的なデザインに見える新型ヴェゼル モデューロXとヴェゼル標準仕様について、現時点ではどちらの方が好評なのでしょうか。

　今回、くるまのニュースでは2022年1月25日から31日までSNSを介してユーザーに新型ヴェゼル モデューロXに関するアンケートを実施。生の声を収集しました。

　そのなかで、「新型ヴェゼル モデューロXとヴェゼル標準仕様を比べて、どちらの顔つきが好みですか？」という設問を設けたところ、「新型ヴェゼル モデューロXが好み」と回答したユーザーが59.3％、「ヴェゼル標準仕様が好み」と回答したユーザーが40.7％という割合になりました。

　新型ヴェゼル モデューロX派のユーザーに感想を聞いたところ、「ワイルド感があって好きです」「フロントグリルが黒なのがいいです」といった意見がありました。

　一方、ヴェゼル標準仕様派のユーザーに感想を聞くと「標準の方がシンプルで良いと思います」「ボディとグリルが同色なところが目を引きますね」などの意見が寄せられました。

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　走行テストを重ねたことで、走りの良さも期待される新型ヴェゼル モデューロXですが、迫力あるデザインに興味を引くユーザーも少なくなさそうです。