レクサスは、2021年の全世界販売実績を2022年2月1日に公表。前年比106％の76万12台を販売し、昨年実績を上回ったことを明らかにしました。

　あわせて、SUVタイプの新型EV「RZ450e」を2022年春に発表することもアナウンスしました。

　新型RZ450eは、2021年12月14日にトヨタが開催した「バッテリーEV戦略に関する説明会」のなかで初公開されたEVです。レクサスとしては「UX300e」に続くEV（バッテリーEV）となります。また、EV専用車としてはレクサス初です。

　Cピラーが寝かされたクーペSUVタイプのボディを採用。フロントフェイスはレクサス車共通の「スピンドルグリル」の意匠を継承しつつも、電動車らしい先進性を演出するいわゆるグリルレスデザインに仕立てられているのが特徴です。

　登場時期について、レクサスはこれまで「2022年前半」と幅をもたせた形でアナウンスしていましたが、今回、新型RZ450eは「2022年春」に発表されることが明らかになっています。

　レクサスインターナショナルの佐藤恒治プレジデント／チーフブランディングオフィサーは、今後のレクサスの展望について次のようにコメントしています。

「2022年も引き続き、『本物を知る人が、最後に選んでいただけるブランドでありたい』という想いの下、お客さまの感性に訴えかけるレクサスらしいデザインや走りの味を磨き上げて参ります。

　電動車開発も加速させ、今春のBEV専用モデル『RZ』を皮切りに、多様なお客さまのライフスタイルに寄り添う新型モデルを続々と発表いたします。

　次世代レクサスの更なる挑戦に、ご期待下さい」

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　レクサスは今回の発表にあわせて、新型RZ450e（プロトタイプ）のティザー画像を改めて公開しています。