日本に韓国のヒョンデ新型SUV「ネッソ」は上陸する? 実車展示&社名変更で再始動はもうすぐか
日本再参入の第一弾はネッソ? 続く第二弾はアイオニック 5?
日本再参入を示唆するような数々のプロモーションをおこない、市場の反応をうかがうヒョンデ。そしてネッソに続く新たなモデルが、今度は話題となっています。
第二弾として予想されているのが2021年2月に発表された電気自動車(EV)の「アイオニック 5」です。
ヒョンデは以前にもハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHEV)、EVの3モデルを有するアイオニックというモデルをリリースしていましたが、それを置き換える形で電動サブブランドの「アイオニック」を新たに始動、アイオニック 5を皮切りにローンチしました。
シャープで直線的なデザインに、ピクセル(画素)から想起されたデザインランゲージ、「パラメトリック・ピクセル」。
今までに無かった雰囲気を漂わせるこの小型クロスオーバーは、ヒョンデが急成長する一因となったかつての大ヒット車「ポニー」から着想を得ており、いわば現代版ポニーといっても差し支えはないでしょう。
このアイオニック 5も既に日本に入ってきており、自家用ナンバープレートを装着して公道を走行する様子も横浜近辺で確認されています。

以前からヒョンデの日本法人はアイオニック 5に関する情報も公式ウェブサイトやツイッターアカウントより発信しており、ネッソと共に日本導入の可能性が高い車種として話題を呼んでいました。
13年ぶりの日本、かつて一度は日本市場から撤退した乗用車部門で、ヒョンデはどのように日本での存在を再びアピールすることになるのでしょうか。
導入する可能性の高いモデルは前述のネッソのようなFCV、そしてアイオニックシリーズをはじめとするEVなどの「環境に優しいクルマ」の可能性は高いでしょう。
他国に比べて市場規模としてはまだまだ成長途中である車種群を、ヒョンデはチャンスと捉えているに違いありません。
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そうしたなかで、2022年1月1日にヒョンデの日本法人は社名を「現代自動車ジャパン株式会社」から、「Hyundai Mobility Japan株式会社」に変更しました。
このような動きからも日本再参入に関する何らかの続報が近日中に出てくる可能性は高いといえます。
Writer: 中国車研究家 加藤ヒロト
下関生まれ、横浜在住。2017年に初めて訪中した際に中国車の面白さに感動、情報を集めるうちに自ら発信するようになる。現在は慶應義塾大学環境情報学部にて学ぶかたわら、雑誌やウェブへの寄稿のみならず、同人誌「中国自動車ガイドブック」も年2回ほど頒布する。愛車は98年式トヨタ カレン、86年式トヨタ カリーナED、そして並行輸入の13年式MG6 GT。



























