レギュラー平均170円超に! 県別最高は177.9円 初のガソリン補助金で価格抑制なるか
資源エネルギー庁がガソリン店頭価格を発表しました。3週続けての値上がりです。
前週から1.8円値上がり
資源エネルギー庁は2022年1月26日、レギュラーガソリンの1月24日時点の店頭価格(消費税込)を発表しました。
全国平均は1リットルあたり170.2円で、前週(19日)から1.8円高くなりました。
価格は3週連続で上昇。170円を超えるのは、およそ13年4か月ぶりです。
県別にみると、福島県(0.1円値下がり)を除く46都道府県で値上がりしています。
店頭価格でもっとも安かったのは前週に続き宮城県で165.8円、次いで岡山県166.0円、埼玉県と神奈川県で166.1円です。
一方、もっとも高かったのは長野県で177.9円、次いで長崎県177.5円、鹿児島県177.0円でした。
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ガソリン価格の高騰を受け、政府は25日、価格抑制のために設けた補助金制度を初めて発動することを決めました。
抑制策は、石油元売り企業に1リットルあたり最大5円の補助金を出し、卸売価格を抑えるというものです。
今回は27日から、ガソリン、軽油、灯油、重油を対象にそれぞれ1リットルあたり3.4円を石油元売り企業に支給します。これにより小売価格の抑制を図る構えです。
抑制策の効果は2月上旬から表れてくる可能性がありますが、初めての取り組みであることや、小売価格は輸送費などの諸条件を踏まえて店ごとに異なるため、効果がどの程度になるかは未知数です。
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