8年ぶりの全面刷新! トヨタ新旧「ノア」違いはナニ? 3ナンバー化を気にしない人多数! 王道ミニバンスタイルの特徴とは

新旧ノアのパワートレイン、価格はどう違う?

 先代ノアのパワートレインは、ガソリン車が2リッターエンジン(3ZR-FAE)を搭載。さらに新開発Super CVT-i、アイドリングストップ機能などを採用しています。

 ハイブリッド車は、1.8リッターアトキンソンサイクルエンジン(2ZR-FXE)と、当時としてはクラス初の本格ハイブリッドシステム(リダクション機構付のTHS II)を採用しました。

 対する新型ノアのガソリン車は2リッターダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)にDirect Shift-CVTを組み合わせることで力強くダイレクトな走りとクラストップレベルの燃費性能を両立しています。

 ハイブリッド車は、1.8リッターエンジン(2ZR-FXE)を改良して採用した新世代ハイブリッドシステムは、すべての電動モジュールを刷新。

 モーター・バッテリーの高出力化とシステムの高効率化により、ミニバンにおいても心地よい加速と優れた燃費性能を高次元で両立し、クラストップレベルの低燃費を達成しました。

 なお、バッテリーは、2020年2月3日に設立されたトヨタとパナソニックによる合弁会社プライム プラネット エナジー&ソリューションズが開発した初のリチウムイオン電池が新型ノア/新型ヴォクシーに搭載されます。

 このほか、新型ノア/新型ヴォクシーには最新の先進装備「トヨタセーフティセンス」のひとつとして運転の状況に応じたリスクの先読みする「プロアクティブドライビングアシスト」をトヨタ初採用。

 さらに高度運転支援技術「トヨタチームメイト」の新機能としてトヨタ初の「アドバンストドライブ(渋滞時支援)」、「アドバンストパーク(リモート機能付)」を設定しました。

トヨタ新型「ノア」の標準仕様は実車を見て検討する人が増えたという話も
トヨタ新型「ノア」の標準仕様は実車を見て検討する人が増えたという話も

 では、先代ノアと新型の価格面ではどのような差があるのでしょうか。

 先代ノア(2014年時点)の「X“V Package”(ガソリン車/8人乗り)の218万円から「ハイブリッド車/7人乗り)」の297万円でした。

 新型ノアでは、「X(ガソリン車/7・8人乗り)」の267万円から「S-Z(ハイブリッド車/7人乗り)」の389万円と8年ぶりのフルモデルチェンジで価格帯もあがっています。

 ただし、これまでオプションだったものが標準化されたことや、新機能の拡充、性能の大幅向上などによる進化は大きいこともあり、単純な値上がりとはいえません。

 前出のトヨタ販売店では価格面について次のように話しています。

「新型ノアとヴォクシーの価格に対して、極端に高いという声は聞かれません。

 先代と比べれば実際の価格は上がっているものの、トヨタに限らず最近の新型車は機能・性能の向上で価格が上昇傾向であることや、先代以上にさまざまな機能が標準化されるなど、価格と性能でお客さまには納得頂いている印象です。

 ただし、上位グレードにオプションを付けていくと乗り出し価格は500万円に届くこともあり、『アルファード』と悩まれるお客さまもおり、そういった意味では高級な仕様にすることもできます」

※ ※ ※

 4代目となった新型ノアは、全29グレードが設定されており、標準&エアロ、ガソリン&ハイブリッドなど選択肢が多くなっています。

 なお、2022年1月下旬時点の納車時期はトヨタ公式発表によると「ガソリン車が2か月から3か月、ハイブリッド車は4か月から5か月」となっており、トヨタ販売店では「発売以降の毎週末には多くの受注が入っているため、納車時期はさらに延びる可能性もある」と話しています。

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トヨタ ノア
トヨタ ノア
  • 新車販売価格:267.0~389.0万円
ボディタイプ
ミニバン
販売年月
2022年1月~生産中

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1件のコメント

  1. ノアが3ナンバー化したことで
    3ナンバーワイドボディ限定というアイデンティティがあったからこそ
    今まで存続できたヴォクシーはチャンネル統合に逆行するような
    外見以外なんの違いもない時代錯誤の出来損ない兄弟車に落ちぶれたヴォクシーは
    もはや存在意義を失いノアが売上を奪ってヴォクシーは滅びの道を歩む

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