トヨタ「ランクル200」がダカールラリーで市販車部門9連覇を達成! ラストランを有終の美で飾る
TOYO TIREは2021年1月17日、サウジアラビアで開催された「ダカールラリー2022」において、「OPEN COUNTRY M/T-R(オープンカントリー M/T-R)」の供給を通じてサポートをおこなった、トヨタ車体のラリーチーム「チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」の車両、トヨタ「ランドクルーザー200」が市販車部門で優勝したと発表しました。
トヨタ自動車豊田章男社長からのコメントも
TOYO TIREは2021年1月17日、同年1月1日から14日にサウジアラビアで開催された「ダカールラリー2022」において、オフロードレースを想定して開発した「OPEN COUNTRY M/T-R(オープンカントリー M/T-R)」の供給を通じてサポートをおこなった、トヨタ車体のラリーチーム「チーム・ランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)」の車両、トヨタ「ランドクルーザー200」が市販車部門で優勝したと発表しました。
TOYO TIREは2021年7月、TLCのダカールラリー参戦へのサポートをおこなうことを発表し、合同での走行テストなどを通じて「オープンカントリー M/T-R LT285/70R17 116/113P)」を開発しました。
そしてTLCの参戦車両2台(三浦昂選手/L.リシトロイシター選手組、 R.バソ選手/J.ポラト選手組)に同タイヤを装着して本線に挑みました。
ダカールラリー2022は、コース上の各所に設けられたスペシャルステージ(競技区間)の累積走行タイムを競うもので、競技区間をつなぐリエゾンセクション(移動区間)を合わせた総走行距離は約8000km以上におよびます。
砂丘や岩場に加えて、降雨により路面状況が悪化した箇所もあるなど厳しいコースコンディションの中、オープンカントリーM/T-Rが高い悪路走破性や耐外傷性を発揮、三浦/リシトロイシター組が市販車部門1位、バソ/ポラト組が同2位のワンツーフィニッシュを果たしました。
また三浦/リシトロイシター組の優勝により、ランドクルーザー200は市販車部門での9連覇をあわせて達成しました。
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トヨタ自動車の豊田章男社長は、ダカールラリー2022に対して次のように語っています。
「トヨタ車体チームランドクルーザー(TLC)のみなさんは、ランドクルーザー200でのダカールラリーラストランをワンツーフィニッシュで締め括り、市販車部門9連覇を成し遂げてくれました。
三浦選手はじめチームの皆さん、本当におめでとうございます!
今年のTLCのランドクルーザーはTOYO TIRESのタイヤを履いていました。
昨年までは市販のタイヤを使っていましたが、今年からはダカールに向けて新しいタイヤを専用開発いただき戦いに挑めたと聞きました。
新しいタイヤでの走りを三浦選手に聞いてみると『従来はタイヤに合わせた走りをしないといけない時がありました。しかし、今年はランクルのポテンシャルをいかす走りが積極的にできるようになりました』と教えてくれました。
専用開発いただいたタイヤのおかげで、ランドクルーザー自体も、更に鍛えられるようになったということです。
クルマは、多くの部品が集まってつくられ、その部品ひとつひとつによって性能や走りの味が大きく変わってくるということだと思います。」とコメントしました。
また豊田章男社長はそのコメントの締めくくりとして、以下のように綴っています。
追伸 三浦さんへ
「ランクル200に出会えてドライバーという夢が叶いました。クルマにこんなに夢中になれることを教えてくれたランクル200は特別なクルマであり、まさに人生のパートナーと思えるクルマです。」
とゴール後さっそく私にメッセージを送ってくれましたね。嬉しかったです。
ランクル300もまた次の夢を叶えてくれるパートナーになってくれると思います。今まで200を鍛えてくれてありがとうございました。これからの300もよろしくお願いします。12連覇まであと3勝!(笑)
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