トヨタ 新型「ノア」新型「ヴォクシー」8年ぶり全面刷新し発表! 5ナンバーミニバン卒業で3ナンバー化へ
トヨタのミドルサイズミニバン新型「ノア」、新型「ヴォクシー」がフルモデルチェンジして2022年1月13日に発売されました。4代目となる新型ノアヴォクはどのようなミニバンに進化したのでしょうか。
トヨタの人気ミニバン「ノアヴォク」が4代目へと進化!
トヨタは、ミニバンの新型「ノア」と新型「ヴォクシー」を2022年1月13日に発表・発売しました。
2001年11月にデビューした初代ノア/ヴォクシーは、乗り降りしやすいスライドドアや多くの人や荷物をのせられる広くて快適な室内空間など、ミニバンとしての使いやすさを追求し、ファミリーを中心としたユーザーに支持されています。
2007年に2代目、2014年に3代目が登場するとともに高級志向の初代「エスクァイア」がデビュー。しかし、エスクァイアは2021年12月を持って生産終了となっていたこともあり、今回のフルモデルチェンジでは4代目となる新型ノアと新型ヴォクシーのみの展開となりました。
8年ぶりにフルモデルチェンジを遂げた新型ノア/新型ヴォクシーにはどのような特徴があるのでしょうか。
新型ノア/ヴォクシーは、みんなでやりたいことを詰め込んで出かけたくなる「より快適に」「より便利に」「より安心」なミニバンへと進化しました。
外観のデザインは、歴代モデルで追求してきた、室内空間の最大化とハコ(箱)らしさを継続進化。
新型ノアは「堂々・モダン・上質」と「王道・アグレッシブ」、ヴォクシーは「先鋭・独創」をキーワードに、個性的な3つの世界観をデザインしています。
新型ノアはシンプルながら細部まで作り込み、上質かつロングラスティングなスタイルを追求。
フロントは一括りの明解なアイコンと、外観色をあしらったグリルやキレのあるランプグラフィックで堂々かつモダンなスタイルとしています。
標準モデルとエアロモデルが用意されていますが、エアロモデル「S-Z/S-G」はメッキグリルによって華やかで強い押し出し感を演出したフロントと、ワイド&ロースタンスのリアとで、エアロスタイルらしいアグレッシブさを表現しています。
一方の新型ヴォクシーは、先鋭かつ独創的なスタイルを追求。フロントは丸みを帯びた薄型アッパー部と分厚くスクエアなロア部の組合せによる、コントラストの強い立体構成と個性的なグラフィックを実現。
さらに、怪しく光る特徴的なフロント/リアランプが夜でも存在感を強調します。
ボディサイズは全長4695mm×全幅1730mm×全高1895-1925mm。全幅が1700mmを超えることから3ナンバー車となりました。
内装は、ブラックアウトしたスリムなフロントピラーや、水平基調で低くワイドに構えたインストルメントパネル、ドアトリムに加えて、アシストグリップやエアコン吹き出し口などを機能的に配置し、すっきりとした見晴らしの良い視界を確保しました。
また、ボディ骨格の最適化により、左右のCピラー間距離は1295mmへと拡大(従来型比+75mm)。室内高1405mmと相まって開放感のある室内空間を実現しています。
7人乗り仕様車の2列目シートはキャプテンシートを採用。クラス初となるオットマン機構とシートヒーターに加え、折り畳み式大型サイドテーブルなどを装備。
シートを一旦横にスライドさせることなく、ストレート超ロングスライド(スライド量745mm)を可能とし、快適性や利便性も向上しています。
8人乗り仕様の2列目シートには、3人掛けベンチシートタイプの6:4分割チップアップシートを採用。超ロングスライド(スライド量705mm)を実現しました。
さらに、パッケージオプションとして手すり付きの専用2人掛けベンチシートタイプを設定。
2列目左側に乗降スペースを確保することで、2列目シートにチャイルドシートを設置しても3列目シートへ容易にアクセスすることができます。
パワースライドドア装着車に、ドアの開閉と合わせてステップを展開・格納する「ユニバーサルステップ」(助手席側)をメーカーオプションとして設定。ロングアシストグリップを左右のBピラーに標準装備するなど、乗り降りのしやすさに配慮しました。
加えて、キーを携帯してフロントドア下部に足を出し入れすることでスライドドアが開閉する「ハンズフリーデュアルパワースライドドア」(パッケージオプション)も設定しています。
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世界初の機能として、バックドア開閉時、任意の角度で保持できる「フリーストップバックドア」を採用しました。
これにより、車両後方にスペースがない場合でもバックドアから容易に荷物を出し入れすることが可能です。
5ナンバーなくなって全車3ナンバーになってしまったらヴォクシーの存続意義なくね?
顔が、モスラの幼虫みたいです!
今回のヴォクシーはプレデターやら、電気シェーバーやらいろいろ言われていますが、それでも売れちゃうトヨタの販売力って凄いですね。