寒くてエンジン始動不能!? バッテリーが原因かも? バッテリーの寿命を左右する3つポイントとは

寒い冬の朝にクルマに乗ろうとして、エンジンがかからなくて困ってしまうことがあります。なぜ寒い朝にエンジンを始動できなくなるのでしょうか。エンジンの始動とバッテリーの関係について調べてみました。

寒いとエンジンが掛からなくなることがあるのはナゼ?

 寒い冬の時期は明け方の気温がぐっと下がり、通勤などでクルマを使用する人のなかには、出掛けようとしてエンジンが掛からなくて困ったとことがある人もいるのではないでしょうか。

 寒い時期にクルマのエンジンが掛かりづらくなるのはなぜなのでしょうか。

寒いとエンジンが掛からなくなることがある
寒いとエンジンが掛からなくなることがある

 エンジンの始動には、バッテリーが関係しています。

 エンジンを始動するときは、キースイッチをスタート位置にするかプッシュスタートスイッチを押します。

 するとバッテリーから各部に電気が流れて、コンピューターをはじめとした電気部品が作動を開始するのですが、このバッテリーが電気を出してくれないと、スターターモーターはもちろんコンピューターも作動しません。

 通常時であれば問題なく作動するバッテリーですが、温度が低いときや使用期間が長くなると、電気を出す性能が低下。寒い日の朝にエンジンが始動できないというトラブルが起こりやすくなるのです

 バッテリーは化学反応によって電気を蓄えたり出したりしています。

 この化学反応は気温が低い状態や長期間使用を続けている場合に起こりづらくなり、電気を出す性能が極端に低下してしまうのです。

 とくにスターターモーターは短時間に非常に多くの電気を必要とするため、エンジンを始動する際にバッテリー性能低下による悪影響を受けやすいというのが、寒い時期にエンジン始動ができなくなる理由です。

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