「輸入ブランドNo.1」奪回も近い!? 2022年のVWはどんなモデルが日本で登場する?
VWのEV「ID.シリーズ」は2022年に日本にやってくる?
また2022年には、欧州で2021年4月に発表された「ポロ」のフェイスリフトモデルや、2021年11月に発表された好調のコンパクトSUV、T-Rocのフェイスリフトモデルの導入が予定されています。どちらも最新モデルらしく、インフォテイメント系や先進装備のアップデートを図る見込みで、T-RocのなかでもとくにR-Lineグレードは、デザインもかなりアグレッシブな雰囲気になります。
まだ登場してまもない印象を受けるT-Rocですが、じつは欧州では2017年に発売されており、それなりに時間が経過していることから、ちょうどポロのマイナーチェンジと近い時期になったようです。ただし、日本への導入時期に関しては、半導体不足の影響や新型コロナ感染状況などによって変動する可能性もあるため、まだなんともいえないようです。
さらに、すでに大いに話題となっているBEVの「ID.シリーズ」もついに日本にやってくることが期待できます。
VWのEV攻勢は、2020年に欧州で発売した電動コンパクトハッチバックの「ID.3」を皮切りに、2021年には、欧州だけでなく米国と中国で電動SUVの「ID.4」を、さらに、中国向けの7シーター電動SUVの「ID.6」を導入しています。
なお、2021年1月から9月のEVの世界販売台数は、前年同期比で約2.7倍となる16万7800台と大きく伸長しており、そのうちもっとも売れているEVがID.4の7万2700台で、ID.3が5万2700台で続きます。
さらに、「21世紀のタイプ2(通称「ワーゲンバス」)」とも称され、2017年にコンセプトカーが披露されて以来ずっと話題となっているEVミニバンの「ID.BUZZ」も、ついに市販型のプロトタイプが公開され、2022年には欧州で発売される見込みです。
これらのうち、どれがいつ日本に導入されるのかはさだかではなく、状況によっては2022年に導入とならない可能性もなくはないようです。
一方、2021年7月に欧州で発表された、全長4.3mを切るBセグメントのコンパクトSUV「タイゴ」が日本に導入されるのか気になっている人も少なくないと思われますが、関係者に確認したところ、残念ながら「おそらくないでしょう」との返答でした。
「上記のようなモデルを導入していくことで、2021年同様引き続き魅力的なラインアップを多くのお客さまにご提供していく予定です」という旨を伝えてくれました。
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