日産が2021年12月21日、日産グローバル本社ギャラリー（横浜市西区）で「e-4ORCE（イーフォース）」の新CM発表会を開催。ゲストに日産ブランドアンバサダーを務める木村拓哉さんが登壇しました。

　e-4ORCEは、新たな電動駆動4輪制御技術で、2022年1月に発売を控える新型EV「アリア」に採用されます。

　今回披露された新CM「たまんない e-4ORCE」篇では、木村さんがアリアを実際に運転する様子が描かれます。

　発表会で木村さんは、CM撮影時のe-4ORCEのドライビングを次のように振り返りました。

「この映像を撮影した日は大雨だったので、テストコースの路面に水溜りができていて、高速で走ったらハイドロ現象が起きてもおかしくないんじゃないかと思ったのですが、ある程度スピードを出した状態でコーナーを曲がっても、全然滑らないし、膨らまなかったです。

　レースシーンでe-4ORCE搭載車が走ったら（他のクルマは）勝てないですよ。ドライバーテクニックというよりは、クルマが全部やってくれるので、ドライバーに必要なのは“度胸”のみになるんじゃないかなっていうくらい、e-4ORCEは凄いです。

　CMの中では『やっちゃえ日産』というワードが登場しますが、e-4ORCEを搭載したアリアは、『やりすぎ日産！』の一言です。この（e-4ORCE）技術は積んだもの勝ちです」

　年の瀬のイベントということもあり、木村さんは今年一年について「皆さんと同様に踏ん張って、一歩ずつでも前に進んできたなと思います。進んできたという事実が自信だったり、希望につながっているんだなと思います」と振り返りました。

　そして来たる2022年は「引き続き、踏ん張り続けたいと思います。来年も日産e-4ORCE同様に、ブレずに揺れずにいきたいなと思います」と抱負を語り、会を締めくくりました。