突然のスタックに焦り! 雪道で立ち往生に遭遇したらどうやって抜け出せばいい?
雪道を走行時に突然スタックにはまってしまった場合、どのように対処したら良いのでしょうか。
雪道を走行中に、突然スタックしたらどうしたらいい!?
冬にクルマを運転する際には、雪道の走行に気をつける必要があります。
積雪地域では降雪や大雪によってスタックしてしまうことがありますが、そんなときはどのように対処したら良いのでしょうか。
スタックは、雪やぬかるみなどにタイヤがはまってアクセルペダルを踏んでもタイヤが空転し、前後に進まず立ち往生してしまう状態を指します。
スタックが発生する道路状況にはさまざまなケースが考えられますが、雪にハマったクルマを動かそうとしてアクセルペダルを踏み続け、それによる摩擦で雪が溶けてさらに状況が悪化することが考えられます。
スタックが発生する状況と対処法について、日本自動車連盟(JAF)の広報担当者は以下のように話します。
「雪道で身動きが取れなくなってしまうケースとして、新雪にはまってしまったり、雪の塊に乗り上げてしまうことが挙げられます。
いずれの場合も、スコップなどでできる限り周辺の雪を取り除き、ゆっくりとクルマを前後に動かして周辺の雪を踏み固めると良いでしょう」
このほか、JAFのホームページではタイヤがスリップして動けなくなる場合についても解説。
この場合もクルマを動かして雪を踏み固めるほか、それでも脱出できない時は脱出プレートなどを用いてゆっくりと発進したり、身近に人がいる場合は押してもらうと良いとされています。
一方で、さまざまな方法を試してみても脱出が難しい場合は、早めにロードサービスを呼ぶのが良いでしょう。
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雪道の走行は思わぬトラブルに遭うケースもあるため、十分な注意が必要です。
雪道を走る時の注意点について、前出のJAFの担当者は「雪道を走行する時は、ノーマルタイヤで走行することは大変危険なため、寒冷地を走る際は必ず冬用タイヤを装着しましょう」と話しています。
雪があまり降らない地域に住んでいる人は、冬でもノーマルタイヤを装着していることもありますが、雪道を走る機会がある場合は冬用タイヤを装着するかタイヤチェーンを備えておくことが必要です。
これは法的にも義務となっており、仮にそうした状況の道路をノーマルタイヤで走行した場合には法令違反となります。
また、冬用タイヤに加えタイヤチェーンについても規制が実施されることもあり、チェーンを装着していないと走行することができない場合もあります。
雪道を安全に走行するためにも、冬用タイヤに加えタイヤチェーンの装着を徹底するのが良いでしょう。
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