マツダRX-VISION、なぜそれほど注目されるのか 自動車ファンの熱い想い
マツダを「東洋工業」と呼ぶファン
古くからのロータリーファンは、いまだにマツダをロータリーエンジン開発当時の社名である「東洋工業」と呼び、ロータリーエンジンの部品を自宅に飾るほど、熱い想いを抱いているといいます。ロータリーエンジンの復活は、ファンたちにとって“悲願”なのです。
今回発表されたマツダ「RX-VISION」、写真で見るとわりと大柄に映りますが、サイズ自体は全長4389×全幅1925×全高1160mmとコンパクト。“コンセプトカー”として登場しているため、この形のままでの市販化は考えにくいものの、マツダはスポーツカーの開発を継続する意向を示しています。
FR(後輪駆動)、2シーターという“正統派スポーツカー”である、この「RX-VISION」。今後どのような形で市販化され、そして世界に勝負を仕掛けていくのでしょうか。期待して待ちたいところです。
【了】
提供:乗りものニュース
Writer: 大西紀江(ライター/編集者)
静岡・伊豆出身のライター、編集者。乗りものオタクの総本山ともいうべき某出版社の編集を経て、フリーランスに。以来、自動車を中心に模型から時計まで、幅広く執筆&編集を手掛ける。象の調教師の免許あり。