日産が新型SUV「チルアウト」を世界初公開! 先進4WD搭載した流麗クーペSUVの全貌は? 英で生産へ

2021年12月1日、日産の英国法人は新型SUVコンセプト「チルアウト」について、英国のEV生産ハブ「EV36Zero」で生産する計画があることを明らかにしました。新型「アリア」と共通のプラットフォームを用いるクルマだといいますが、どんな特徴があるのでしょうか。

「CMF-EVプラットフォーム」を採用

 日産の英国法人は、新型SUVコンセプト「チルアウト」の市販モデルについて、英国のEV生産ハブ「EV36Zero」で生産する計画があることを2021年12月1日に発表しました。

 長期ビジョン「日産アンビション2030」にあわせて発表された新型チルアウトですが、どんなSUVとして英国で生産されるのでしょうか。

日産「チルアウト」
日産「チルアウト」

 日産は、2010年12月に初代「リーフ」を発売して以来、量産型EVを他社に先駆けて世界中の市場に投入してきました。また充電インフラなどの投資も含めて、電動化を推進していると説明します。なお、2017年にリーフは2代目に全面刷新されました。

 そんななか、日産の新たなEVとして発表された新型チルアウトは、日産のSUVタイプの最新EV「アリア」と同じ「CMF-EVプラットフォーム」を採用。

 日産によると、「モダンで滑らかなデザインのなかに、先進安全技術を搭載し、ワクワクするドライビングと、使い勝手の良い快適な室内空間を実現する新しいモビリティ」であると説明されています。

 現段階ではコンセプトモデルの扱いであるものの、外観はクーペSUVスタイルを採用し、スポーティなシルエットとなっています。

 フロントグリル部には、新型アリアにも採用される日産の新ロゴが大きく配されました。

 電動駆動4輪制御技術「e-4ORCE」を搭載し、高い走行性能も期待されます。

 まずは英国での生産が発表された新型チルアウト。新型アリアとともに、日産の電動化戦略において重要な車種になるとみられ、市場投入に向けた今後の動きが注目されます。

 それではここでクイズです。

 前述の2代目リーフでは、高性能モデル「リーフe+」が2019年に追加されました。

 リーフ標準車に対する「リーフe+」の特徴(標準車との違い)として、正しくないものは次のうちどれでしょうか。

【1】バッテリー容量を拡大

【2】航続距離を最大458km(WLTCモード)へ向上

【3】最高出力を218psへ向上

【4】最大トルクを55.4kgfmへ向上

※ ※ ※

 正解は【4】の「最大トルクを55.4kgmへ向上」です。

「リーフe+」は、駆動用バッテリーの総電力量を40kWh(標準車)から62kWhへ拡大。一充電航続距離(WLTCモード)は322kmから458kmまで延長されています。

 さらに、駆動用モーターは最高出力150ps・最大トルク32.6kgfmから最高出力218ps・最大トルク34.7kgfmまでパワーアップ。より余裕のある走りを実現しました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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3件のコメント

  1. アリアの生産も軌道に乗っていないのに、
    電動化に遅れてはならじと勇み足の発表の様にしか見えない。
    日産こそチルアウト(落ち着こう)よって感じだ。

  2. アリアは世界のトップランナーと十分以上に戦えるというより、あの性能を800万円まででまとめてきたことはジャーマンスリーには驚異だろう。おそらくテスラとVWしか競合になり得ない性能と価格だったが、ちょっと小柄過ぎる。
    D-Eセグメントねらいのデザインだ。
    これが1千万以下で航続距離が700㎞くらいなら国内はともかく、世界の主要EV地域で凌駕できるだろう。
    しかも、全固体電池と並行して1㎾h当たり6000円程度は、国産メーカーは2030年まで追随できないし、海外メーカーでも一部だろう。中華メーカーならコストは有りでも信頼性では勝負にならない。
    そのスタンスを現時点で見せておくのも良い戦略だ。頑張れ国産メーカー唯一のBEV生き残りそうなメーカー。

  3. 完全にリードしている!
    日産を褒め称えるべきです!

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