“巨大キドニーグリル”じゃない!? BMWの超高級EVセダン「i7」プロトタイプ公開 2022年登場予定

独BMWは2021年12月1日、来年2022年中に発売される予定の新型フラッグシップEVセダン「i7」の冬季テストの様子を公開しました。

通常の横長キドニーグリルを採用!?

 独BMWは2021年12月1日、来年2022年中に発売される予定の新型フラッグシップEV(電気自動車)セダン「i7」の冬季テストの様子を公開しました。

BMW「i7」プロトタイプの冬季テストの様子
BMW「i7」プロトタイプの冬季テストの様子

 i7は現在、スウェーデン・アリエプローグにあるBMWグループの冬季テストセンターにおいて、ドライビングダイナミックテストがおこなわれています。アリエプローグは北極圏からわずか数kmという場所にあり、厳しい寒さのなかでサスペンションの最終調整をおこなっているといいます。

 i7は次期型7シリーズに用意されるEVで、ほかにガソリン/ディーゼルモデルやPHEVもラインナップされる予定です。

 この次期型7シリーズのために開発されたサスペンションやステアリング、ブレーキシステム、ドライビングダイナミクスや車両安定システムは、BMWのフラッグシップセダンにスポーティさと乗り心地のバランスをこれまでにないレベルに引上げるように設定されているとのことです。

 冬のプログラムでは、とくに電気駆動システムの耐久にも焦点を当てています。高電圧バッテリーや充電技術、モーター、バッテリー、温度制御システムなどが、スウェーデン北部の極度な氷点下でテストされています。

 i7の詳細なスペックは明らかになっていませんが、新型SUVタイプのEV「iX」と同じ第5世代のBMW eDriveを採用しています。

 先日、日本でも発売されたiXには、システム最高出力240kW・最大トルク630Nm、リチウムイオン電池容量232Ahで一充電走行距離は450kmの「iX xDrive 40」と、システム最高出力385kW・最大トルク765Nm、リチウムイオン電池容量303Ah、一充電走行距離は650kmの「iX xDrive 50」がありますが、i7もおそらく同様のスペックで登場すると予想されます。

※ ※ ※

 ボディデザインは艤装されているため詳細はわかりませんが、写真を見る限りは「4シリーズ」や「iX」、そして先日発表された「コンセプトXM」のような巨大な縦型キドニーグリルの採用は見送られているようで、従来のBMWのような横長のグリルのように見えます。

 i7は2022年中に発表され、2022年年末から生産が開始される予定です。

BMWの次期型フラッグシップEV「i7」を画像でチェック(20枚)

まさか自分のクルマが… 高級外車のような超高音質にできるとっておきの方法を見る!

画像ギャラリー

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. 上手く擬装してはいるようですが、
    巨大な縦型キドニーグリルが覆い隠されている様にしか見えないんだが?

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー