スバル新型「WRX S4」走りもデザインもアグレッシブに進化! 従来型と何が違う? 新旧モデルを徹底比較
走りを予感させるアグレッシブな新デザイン採用
デザインの面では、従来モデルも高性能セダンとしてスポーティなスタイルでしたが、新型WRX S4は、スバル車に共通する「ダイナミック×ソリッド」というデザインテーマを進化させた「BOLDER」を採用。さらに「アグレッシブ」をコンセプトとし、走りの良さを期待させるスタイルを実現しました。
フロントビューは、六角形のヘキサゴングリルを中心に彫の深い造形やワイド&ローを強調したフロントバンパー、張り出したフェンダーなどでアグレッシブなデザインとしました。
ヘッドライトとテールライトは、ほかのスバル車と共通する「コの字」のデザインとするとともに、テールライトは溶けたマグマのように光る新形状のライトを採用しています。
サイドビューはキャラクターラインや新たに追加されたスポーツサイドガーニッシュで前傾姿勢を表現し、勢いのあるスタイルが特徴的です。
このスポーツサイドガーニッシュは樹脂パーツを使用。このパーツは新型WRX S4のコンセプトモデル「ヴィジヴパフォーマンスコンセプト」を忠実に再現するデザインとしての役割と、表面に施された空力テクスチャーが空気の流れを制御して直進安定性を高めるといった機能パーツとしての役割があります。
内装については、新型WRX S4はより一層スポーティなインテリアに一新しました。目を引くのはインパネ中央に配置された大型の11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムです。
従来モデルではナビなどのディスプレイと、車両の状態などを表示するマルチファンクションディスプレイが分かれていましたが、新型モデルではそれらが統合され、車両情報やナビはもちろん、エンターテインメント機能、エアコンや各種設定操作などを、タブレットのように直感的に操作することが可能になりました。
さらに、12.3インチのフル液晶メーターを採用。視線の移動を最小限に抑え、運転操作に必要な情報やアイサイトXの車両情報を運転中に確認することができます。また、ブースト計の表示機能が設定されました。
スバルの運転支援システム「アイサイト」は、従来モデルが高速道路などでのすべての車速域で、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動でアシストする「アイサイトツーリングアシスト」を搭載したのに対し、新型モデルは新世代アイサイトを搭載。
大幅に広角化した新型ステレオカメラおよび画像認識ソフト、制御ソフトの性能を向上により、ブレーキアシスト性能をさらに進化させ、衝突回避をサポートする領域を拡大するとともに、より幅広いシチュエーションで運転支援を実現しました。
このアイサイトと高度運転支援システムを組み合わせた「アイサイトX」搭載グレードも設定。
自動車専用道路で渋滞時(約50km/h以下)に手放し運転ができる「渋滞時ハンズオフアシスト」や渋滞時に車両が停止してもスイッチ操作なしに発進する「渋滞時発進アシスト」、カーブに合わせて適切な速度まで減速する「カーブ前速度制限」、ウインカーを操作するだけでシステムが車線変更をアシストする「アクティブレーンチェンジアシスト」など、長距離運転時のストレスと軽減する先進機能を採用しています。
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新型WRX S4のグレード構成は「GT-H」とドライブモードセレクトでキャラ変が楽しめる「STIスポーツR」の2グレードで、それぞれにアイサイトXが搭載される「EX」グレードが設定されます。
なお、新型WRX S4と同じ2.4リッター水平対向4気筒ターボエンジンを搭載したレヴォーグも同時に発表。セダンとステーションワゴンの高性能モデルが揃った形になりました。
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