3000万円の「フェラーリ」が実質900万円に!? 「憧れ」に手が届く可能性もアリ? 車購入の豆知識とは

クルマを購入する際には「現金一括」や「ローンを組む」などの方法があります。とくに、スーパーカーを購入する人には超長期ローンを利用する人も少なくないといいます。そこにはどんな背景があるのでしょうか。

残価を想定すれば3000万円のフェラーリが実質900万円に?

 あこがれのスーパーカーが手に入るのであれば、月に10万円+金利をなんとか支払おうという人もいるかもしれません。

 実際に、相当やりくりすれば、会社員でも絶対に不可能ということはないでしょう。

 しかし、新車のフェラーリともなると、3000万円程度の予算が必要となることから、仮に120回ローンが利用できたとしても月々の支払いは少なくとも30万円以上となり、とても現実的ではありません。

 ただし、フェラーリはあらゆるクルマのなかでもトップクラスのリセールバリューの高さを誇っているのが特徴です。

 モデルにもよりますが、フェラーリの残価設定ローンでは3年後に70%程度の価格での買取を保証しています。

 車両価格が3000万円で3年後の残価率が70%と仮定すると、ユーザーは3年間で900万円+金利を支払えばよいということになります。このように考えると、支払い上のハードルはかなり低くなります。

フェラーリ「F40」の定価は4650万円だったが流通価格は2億5000万円まで高騰したこともある
フェラーリ「F40」の定価は4650万円だったが流通価格は2億5000万円まで高騰したこともある

 このように、将来のクルマの価値も含めて考えてみると、実際の車両価格とはまたイメージが変わって見えるかもしれません。

 もちろん、ここまでの話は机上の空論、絵に描いたモチであり、超長期ローンには相応のリスクがあるのも事実です。

 安易なローンの利用はおすすめできませんが、将来の収入とクルマの価値のバランスがとれているなら、ひとつの選択肢と考えてみてもいいかもしれません。

【画像】もっと手軽に! トヨタ製「フェラーリ」が凄すぎる!? 二度見するレベルの再現度を誇る究極の1台とは(19枚)

画像ギャラリー

Writer: PeacockBlue K.K. 瓜生洋明

自動車系インターネット・メディア、大手IT企業、外資系出版社を経て、2017年にPeacock Blue K.K./株式会社ピーコックブルーを創業。グローバルな視点にもとづくビジネスコラムから人文科学の知識を活かしたオリジナルコラムまで、その守備範囲は多岐にわたる。

1 2

【中古車】がお得!? 新車不足で人気沸騰

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

【2025年最新】自動車保険満足度ランキング

【月々8千円!?】新車ハスラーに乗れちゃう!(外部リンク)

最新記事

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー