人気の「流れるウインカー」後付け装着は要注意! 縦長ランプは流しちゃダメ!? 車検適合の条件は?
車検OKの商品でも「ハイエース」に取り付けNGだった例も!?
流れるウインカーを純正で採用している車種は車検でも問題ありませんが、いわゆるドレスアップ目的で販売されている後付けキットは取り付ける前に注意が必要です。
流れるウインカーの後付け装着について、都内のカスタムショップに勤務するスタッフのK氏に聞いてみました。
「流れるウインカーは車種専用の後付けキットなどで販売されており、ウインカーユニットごと交換するので比較的かんたんなカスタム技法になります。
ただし後付けキットの種類によっては、数十種もの点灯パターンがプログラミングされているものもあり、そのままでは車検に適合しないような点灯パターンが含まれていることは注意してほしいです」
また、この流れるウインカーの装着が難しい車種もあるといいますが、いったいどんな車種なのでしょうか。
「点灯する順が内側から外側へという規定があるのですが、これは水平に点灯していくことを前提としているため、1BOXに多く採用されている縦型テールランプに装着すると車検に通らないケースが多発しているようです。
カスタムのベース車両としても人気の高い1BOXですが、縦型テールランプ内のウインカーだと流れる方向が横方向ではなく上下方向だと検査場で判断されてしまうケースが多いと聞いています」(カスタムショップ K氏)
実際にK氏のショップにも、社外品の流れるウインカーを装着したトヨタ「ハイエース」が車検に合格できず相談に来たといいます。
車検に通らなかった流れるウインカーは流れる速度や点滅パターンが問題になったというわけではなく、横幅よりも縦方向に長い形状のテールランプだったため、水平ではなく垂直に流れるという点がNGとされたようです。
「せっかく装着したLEDの流れるウインカーですので、付け替えたり純正に戻すのではなく、配線を加工して流れないウインカー(全点灯パターン)にしました。
シーケンシャル式にできなかったのは残念ですが、問題をクリアして無事車検を通すことができました。
このように流れるウインカーを装着したくても、その形状により付けられる車種なのかを事前に判断する必要がありそうです」(カスタムショップ K氏)
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ちなみに、この車検に不合格だった流れるウインカーのパッケージには「車検OK」の文字があったといいます。
明るさや点灯回数などに問題なくても、縦長のウインカーに装着したい場合は整備士かカスタムショップなどに相談してみたほうが良さそうです。
そもそも今はリアシーケンシャルウインカーの後付は車検NGでしょ?
2018年2月の保安基準改正でリアウインカーは新車時の点灯方式では無いとならない旨を記事に記載すべきでは?
そもそもヴェゼルのシーケンシャルウィンカーはe:HEV全部じゃなくてZとplayだけですよ