「クルマの信頼性」レクサスが首位! 日本勢が上位独占 100点満点の新車も日本メーカーに 米誌調査
米国の消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が2021年のブランド別・新車信頼性調査を発表。上位10位ブランド中、日本勢が8つを占める結果となりました。モデル別でも日本車が高評価を獲得しています。
上位10位ブランド中、日本勢が8つランクイン
もっとも信頼性の高い新車を作っているのは、どの自動車メーカーなのでしょうか。
米国の消費者情報誌「コンシューマー・リポート」が2021年11月18日、2021年の自動車ブランド別の信頼性調査ランキングを発表しました。

これによると、首位はレクサスで獲得スコアは76でした。
以下、2位マツダ(スコア75)、3位トヨタ(71)、4位インフィニティ(69)、5位ビュイック(米)・ホンダ・スバル(いずれも66)、8位アキュラ(64)、9位日産(63)、10位ミニ(独、60)となっています。
上位10ブランドのうち日本勢が8つを占めるという結果です。
スコアは、モデルごとにブレーキの鳴きや内装の破損から、保証期間外のトランスミッションの修理や四輪駆動システムの不具合など、大小17種類のトラブルを調査し、それぞれの問題の深刻さを採点し、0点から100点の間で算出されています。
アジアの自動車メーカーの平均は62点で他地域を大幅にリードしました。一方で欧州メーカーの平均は44点、米国メーカーの平均は42点でした。
モデル別でもっとも信頼性の高かったのはレクサス「GX」でスコアは満点の100。
2位は起亜(韓)の「ニロEV」(スコア95)、3位はトヨタ「プリウス プライム(日本名:プリウスPHV)」(93)、4位はトヨタ「プリウス」(91)、5位はキャデラック「XT5」(89)という結果でした。
コンシューマー・リポートによると特筆すべきはマツダで、2020年と同様、平均的な信頼性を持つ「Mazda3」を除き、すべてのモデルが平均以上のスコアを獲得しているといいます。
また、トヨタは多くのモデルが「RAV4プライム」や「ヴェンザ」のように、平均を大きく上回る信頼性が印象的としながらも、「カローラハッチバック」の信頼性が平均以下、かつ「RAV4」「シエナ」「タコマ」などは平均的だったこともあり、2021年はブランド全体では(順位が1つ)下がってしまったといいます。
インフィニティについては、「Q50セダン」が引き続き高い信頼性を維持していることと、「QX50」の改良が功を奏していると分析しています。
でかい🐘💨~でっかい🦣〜💨