775万円の最上級「アルファード」は最低年収いくら必要? 無理なく即決出来るボーダーラインとは

初期費用786万円! 購入できるユーザーは年収いくら?

 初期費用がおよそ785万円となるエグゼクティブラウンジS。実際に購入するには、どれほどの年収が必要になるのでしょうか。

 一般的にいわれることの多い「クルマの価格は年収の50%」から考えると、単純計算で1500万以上の年収が必要になります。

 もちろん、それだけの年収を持つユーザーも存在するとは思いますが、すべてがそれほどの高年収層とは考えにくいでしょう。

 では、ローンではどうでしょうか。トヨタの公式サイトで提示されている実質6.8%の均等36回分割払いを利用した場合、月々の支払額はおよそ24万円となります。

 手取り月収の20%をローンの支払いに充てることを想定すると、120万円もの手取り月収が必要となる計算です。

 同じ条件で60回分割払いとした場合、月々の支払いはおよそ15万円となり、80万円近い手取り月収が必要となります。

 いずれにせよ、1000万円を大きく超える年収が求められる計算になりますが、実際には個人ユーザーの場合、残価設定ローンを利用するケースが多いといいます。

 神奈川県のトヨタ販売店の担当者は以下のように話します。

「2021年11月現在、アルファードの残価率は購入後3年で55%、5年で39%とトヨタ車のなかでも比較的高めに設定されています。

 残価設定ローンは、一定期間で乗り換えることを前提としていますが、その分、新車に割安で乗れるということもあり、利用者は増えています」

最上級グレード「Executive Lounge」の2列目シート。まさに「おもてなし仕様」ともいえる空間
最上級グレード「Executive Lounge」の2列目シート。まさに「おもてなし仕様」ともいえる空間

 トヨタの公式サイトによると、2021年11月現在、残価設定ローンを利用した際の金利は年率4.8%であり、月々の支払額は36回払いで約12万5000円、60回払いで約10万3000円です。

 この場合、必要な月々の手取り月収は50万円から60万円ほどとなり、年収に換算すると600万円から720万円程度でも、アルファードの最高級グレードを無理なく手に入れられる計算となります。

 残価設定ローンには走行距離や車両状態などに制約があるため、現金一括購入と同等に考えることはできませんが、アルファードが好調な背景には残価設定ローンがあることは間違いないようです。

※ ※ ※

 残価率が高いということは、リセールバリューが良いということでもあり、現金一括で購入するユーザーや、リースで購入する法人ユーザーにも大きなメリットがあります。

 こうしたファイナンスプランを活用すると、アルファードの最高級グレードでも意外と割安に感じるかもしれません。

 なお、前出の担当者によると、今回のエグゼクティブラウンジSの納期は、4か月から5か月ほどかかる見込みとなっているようです。

トヨタ・アルファード のカタログ情報を見る

【画像】数年前に1500万円級の「アルファード」が存在! 豪華な内外装を見る(69枚)

【2024年最新】自動車保険満足度ランキングを見る

画像ギャラリー

1 2

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす

【NEW】自動車カタログでスペック情報を見る!

最新記事

コメント

本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。

1件のコメント

  1. ええ加減にせえよ、
    自分が買いもしない癖して
    クルマによって乗る人の年収を推し量ろうとするな!
    そんないつかはクラウン(社長)イズムの古くせえ昭和脳の価値観で
    乗る人を値踏みしてんじゃねぇ!!

メーカーからクルマをさがす

国産自動車メーカー

輸入自動車メーカー