本気カスタム仕様のレクサス「IS350」公開! 鮮烈ブルーで存在感MAX 馬力2倍の爆速仕様も予告 米で発表

レクサスの米国部門は、SEMAショー2021でIS350をベースにしたサーキット仕様のカスタムカー「トラックパフォーマンスIS350」を公開しました。どんなスポーツセダンなのでしょうか。

プルーエット氏のヘルメットアートから着想得たカラーリング

 レクサスの米国部門は、2021年11月2日から5日までラスベガスで開催された世界最大級のカスタムカーショー「SEMAショー2021」で、カスタムカー「トラックパフォーマンスIS350」を公開しました。レクサスがSEMAショー2021に出展したカスタムカー2台のうちのひとつとなりますが、どんな特徴があるのでしょうか。

SEMAショー2021に出展されたカスタムカー「トラックパフォーマンスIS350」
SEMAショー2021に出展されたカスタムカー「トラックパフォーマンスIS350」

 トラックパフォーマンスIS350は、FRスポーツセダンの「IS350」をベースに、レクサスのアンバサダーを務めるスコット・プルーエット氏ならびにDSPORT Magazineとのコラボレーションで開発。

 サーキットで優れた性能を発揮することを目的に誕生しました。

 外観は、プルーエット氏のヘルメットアートからヒントを得た、ブルーを基調とした派手なデザインが施されています。

 ラッピングはカルフォルニア州のBoss Wraps社によって施工され、ボディキットは日本のエアロパーツブランド ARTISAN SPIRITS製のものが採用されています。

 カスタムの内容として、室内には4点式ロールバーとスパルコの5点式ハーネス、スパルコ QRT-Kカーボンケブラーレースシートが装着されるほか、サスペンションには、カスタムメイドされたKW Variant 3コイルオーバーを採用。

 また、ブレーキシステムとして「RC Fトラックエディション」でも採用事例のあるカーボンセラミックブレーキシステムを搭載しています。

 タイヤは、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sを装着。ホイールは、サーキット用ではADVANレーシングGTビヨンド 19インチホイールが採用される一方、ショーではrotiform KPS 20インチホイールを装備して展示されるということです。

 現時点で搭載されるエンジンは311hpの3.5リッターV型6気筒自然吸気です。

 なお、レクサスの米国部門はこのプロジェクトをさらに進行させ、2022年のSEMAショーでは2倍以上の最高出力を誇るエンジンを搭載した発展型モデルを披露するとアナウンスしています。

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