なぜ「新宿」「東京」ナンバーは存在しない? 県庁所在地の採用多くも都庁所在地がない理由
「新宿」がダメなら「東京」「渋谷」ならOK? ありそうでないワケ
県庁所在地の「新宿」が条件を満たしていない場合でも、「湘南」のような総称を付けることは出来ないのでしょうか。
「東京」や「渋谷」など、東京都にはご当地ナンバーの基準に当てはまりそうでも、実際に存在していない地名はさまざまあります。
例えば、「東京」が存在しない理由としては、まず登録事務所などがないこと、そして、「東京」と表されただけでは、想定される範囲が広く、そもそも市区町村を示す地名として機能しないことが考えられます。

また「渋谷」の場合は、新宿区と同様に、登録されているクルマが5万4220台となっており、10万台に届いていない状況です。
ご当地ナンバーは、近隣の市区町村との連携でも申請することができるため、基準や条件の観点からは、渋谷区と新宿区で合わせて申請することも不可能ではありません。
ただし、その場合では、どちらの区名で申請するかが争点となることが予想され、区民から反対の声が挙がる可能性も考えられるため、実現は難しいのかもしれません。
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なお、国土交通省の担当者は「ご当地ナンバーの申請は、不定期的に受け付けをおこなっています」と話しており、次にいつ申請できるかはまだ決まっていないようです。
Writer: Peacock Blue K.K.
東京・渋谷を拠点とするオンライン・ニュース・エージェンシー。インターネット・ユーザーの興味関心をひくライトな記事を中心に、独自の取材ネットワークを活用した新車スクープ記事、ビジネスコラム、海外現地取材記事など、年間約5000本のコンテンツを配信中。2017年創業。
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