知ってた? 信号機で一番明るいのはなぜ「黄色」? 「青・黄・赤」で色合い異なる意味とは
青・黄・赤の明るさはどのくらい違う?
前述のように、黄色が1番明るく設計されている信号機ですが、青・黄・赤の3色は、具体的にどのくらい明るさが異なるのでしょうか。
前出の担当者は「信号機は色によって、明るさだけでなく、使用されているLEDの個数も異なります」と説明します。
メーカーによって、詳細な個数は異なるものの、日本信号では、黄色に使われているLEDの個数は、赤のおよそ1.3倍になっているようです。
また、光源から一定の方向へ向かう光の強さである「光度(単位:カンデラ)」で違いを表すと、赤と青は350カンデラですが、黄色はその2倍である700カンデラです。
このように、肉眼ではほとんど気づくことはないかもしれませんが、黄色は赤や青と比べて2倍の明るさを持っています。
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ちなみに、信号機がかつて電球信号だった際は、3色すべてが、基本的には60ワットほどの明るさに設計されていたといわれています。
多くの人が目にする信号機は、時代の変化にともなって、ユーザーがふだんは気がつかないような、さまざまな配慮や工夫が進められているようです。
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