なぜ人は「コンパクトSUV」を求める? ヤリクロ、ヴェゼルなど人気車多し ユーザーが求める2つの要素とは
自動車業界ではSUVの人気が続いていますが、なかでもコンパクトSUVは幅広い世代の関心を集めているといいます。では、ユーザーはコンパクトSUVにどのような要素を求めているのでしょうか。
数多くあるSUVのなかでもコンパクトSUVが人気なワケは?
現在の国内市場では、SUVジャンルのなかでもとくにコンパクトなボディサイズのモデルが人気となっています。
では、ユーザーがコンパクトSUVを検討するポイントとはどのようなところにあるのでしょうか。
SUVには、海外で使われるセグメントという言い方では、Aセグメント、Bセグメント、CセグメントなどがコンパクトSUVとして分類されています。
国内においては、コンパクトSUV、ミドルサイズSUV、ラージサイズSUVと分類することが多く、コンパクトSUVに関しては明確な定義はないものの、一般的には全長4500mm未満のSUVを指すことが多いです。
また、コンパクト=小型自動車(5ナンバー車)という印象がありますが、5ナンバー車の定義は「全長4.70m以下、全幅1.70m以下、全高2.00m以下、排気量2.00リッター以下」となります。
しかし、全長4500mm-4700mmのSUVではトヨタ「RAV4」やホンダ「CR-V」、日産「エクストレイル」、マツダ「CX-5」などが当てはまりますが、一般的には前述のミドルサイズSUVとして分類されていることがほとんどです。
2021年10月現在、国内で販売されている国産コンパクトSUV(全長4500mm以下)には以下のようなラインナップが存在します(登録車のみ)。
トヨタは「ライズ」「ヤリスクロス」「C-HR」「カローラクロス」、マツダは「CX-3」「CX-30」「MX30」、スズキは、「ジムニーシエラ」「クロスビー」と、コンパクトSUVでも複数モデルを設定。
そのほかのメーカーは、ホンダが「ヴェゼル」、日産は「キックス」、スバルが「XV」、三菱は「RVR」、ダイハツが「ロッキー」と、1モデルずつとなっています。
このように各社がさまざまなラインナップを揃えているうえに、多様化するニーズに合わせた「シティー派」「アウドドア派」のデザインや、「使い勝手」「快適性」など特徴も異なります。
また、パワートレインでは基本的にガソリン車とハイブリッド車を設定するモデルが多いですが、キックスはハイブリッド専用車、マツダではディーゼル車を設定するなど、そのあたりもメーカーの独自性が見て取れます。
こうした激戦区ともいえるコンパクトSUVにおいて、ユーザーはどういった部分を検討ポイントとして考えているのでしょうか。
SNSではコンパクトSUVを選ぶ基準で最初に考えることとして、以下のふたつの要素を挙げていることが多く見られます。
「維持費の安いコンパクトサイズを探している」
「実用性を重視して選んでいる」
このように、大きなクルマが普段使いに必要がなくなった人や、クルマにステータスを求めるより、実用性を重視しているといった声があります。
そして実際にコンパクトSUVを選ぶ時にSNSの声では、以下のような要素が見られます。
「デザインが好みかどうか」
「運転がしやすいか」
「室内が広く荷物が載せやすく沢山積めるか」
自分好みのデザインなのか、そして自分のライフスタイルにあっているかどうか気にするようです。
このほかにもSNSでは「燃費性能はどうなのか」「走破性は?4WD性能はどうか」「スマホとつながるのか」といった、クルマの性能に関する部分を見極めるといった声もありました。
このようにSNSでは、コンパクトSUVを選ぶ際にさまざまな声がありますが、取り回しのしやすさや経済性を重視して選ぶといった声が大半を占めていました。
RAV4、CR-V、エクストレイル、CX-5を小型自動車規格に捏造してる道路運送車両法に背く悪質な捏造記事
単にミドルサイズの車でも、全長の規格だけだと意外と小型の規格の範疇ですよって話を捏造だって読み解くのは流石に読解力が無さすぎるな
トヨタノアと日産セレナとホンダステップワゴンは全長4500mmを上回るからコンパクトミニバンじゃないミドルミニバンだ