世界初公開のレクサス新型「ROV」がワイルド過ぎる!? 悪路の限界に挑む水素仕様!? その正体は

2021年10月14日に、レクサスはROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)のコンセプトモデルを発表しました。見た目だけでなく動力源にも特徴があるといいますが、どんなモビリティなのでしょうか。

環境への配慮とエンジン音を伴う走りの楽しさを両立

 レクサスは、2021年10月14日に「ROV(レクリエーショナル・オフハイウェイ・ビークル)」のコンセプトモデルを、新型「LX」とあわせて発表しました。サプライズでの発表となりましたが、このコンセプトモデルはどんな特徴があるのでしょうか。

レクサスが初披露した「ROV」のコンセプトモデル
レクサスが初披露した「ROV」のコンセプトモデル

 ROVとは、乗車定員が2名以上かつステアリングホイールを装備することが特徴。「ATV(全地形対応型車両)」とは見た目が似ていますが、こちらは乗車定員が1名である点やバーハンドルを採用している点が異なります。

 そしてレクサスが発表したROVは、二酸化炭素がほぼ発生しない水素エンジンを動力源に採用していることが大きな特徴です。

 これにより、地球環境への配慮とエンジン音を伴うオフロード走行の楽しさを両立しました。

 外観は、高級感のあるカッパー色のボディに、薄型のLEDヘッドライトや次世代レクサス車共通の「LEXUS」ロゴなどが装備され、存在感あるスタイルを実現。

 レクサスグローバルブランドマネジメント・ゼネラルマネージャー 富樫弘央氏は、ROVのコンセプトモデルについて次のようにコメントします。

「このコンセプトモデルは、水素を燃焼させて走る『レクリエーショナルオフハイウェイ車(ROV)』です。

 アジャイルなスタイルに、水しか出さない水素エンジンを搭載。

 レスポンスの良さと、五感を刺激するサウンドを楽しみながら、オフロード車でも行けない場所に一歩踏み込み、自然と触れ合うことで、自然と共生しながら走りを楽しむライフスタイルを実現します」

 水素エンジンの搭載や開放感あるデザインなど、通常のレクサス車とは一味違うレクサス ROVですが、今後どのような要素が市販モデルに取り入れられるのか、注目が集まります。

 それではここでクイズです。

 レクサスがラインナップするクルマ以外の乗り物として、船が実在します。

 2019年9月19日に世界初披露され、大きな話題を集めましたが、このラグジュアリーヨットの名前は次のうちどれでしょうか。

【1】LM300h

【2】LY650

【3】LF-30

※ ※ ※

 正解は【2】の「LY650」です。

 レクサス初のラグジュアリーヨットとなるLY650は、2017年1月13日に発表されたコンセプトモデル「レクサス スポーツヨットコンセプト」の構想を基に開発されました。

 独自のデザインと快適な居住空間を実現したほか、パフォーマンスにおいてもレクサスの追求する「すっきりと奥深い」航走性能を目指し、軽量・高剛性な船体をMarquis Yachts社と共同開発。安定した操縦性や優れた乗り心地を実現しています。

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