世界が注目!? トヨタ「プリウスSUV」爆誕! オフ顔でアゲアゲ仕様にイメチェン! ゴツいプリウスが誕生した理由とは
エコカーの代表ともいえるトヨタ「プリウス」。そんなプリウスですが、京都府のカースタイルではSUV仕様にカスタムされています。SUV仕様のプリウスはどのような1台になっているのでしょうか。
エコカーの代名詞「プリウス」 SUV仕様にカスタムされた1台とは
エコカーの代表ともいえるトヨタ「プリウス」。そんなプリウスですが、京都府のカースタイルではSUV仕様にカスタムされています。
SUV仕様のプリウスとは、どのような1台になっているのでしょうか。
近年では、エコの意識が高まっており、あらゆるメーカーから電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)が登場しています。
なかでも、1997年にデビューしたプリウスは、デビューから20年以上のロングセラーモデルです。
初代プリウスの登場後、2代目(2003年)、3代目(2009年)、そして現行となる4代目(2015年)とモデルチェンジを繰り返しています。
そうしたなかで、プリウスの車高をアップし、オーバーフェンダー、オフロードタイヤなどを装着した「プリウスSUV」ともいえるカスタム仕様が存在します。
プリウスSUVを制作しているのは、京都府久世郡でカスタムや販売、板金修理などを手掛けるカースタイルです。
カースタイルでは以前からスズキ「ジムニー」などをはじめ、「タウンエース」や軽トラのリフトアップをおこなっており、「アゲトラ」というワードを考案した“アゲ”の先駆者ともいえるショップだといいます。
そんなカースタイルですが、なぜ“アゲ”の題材にプリウスを選んだのでしょうか。
プリウスSUVの制作背景について、カースタイル代表の岡田氏は以下のように話します。
「プリウスの“アゲ”は実は5年以上前からおこなっています。
もともとタウンエースなどのリフトアップをおこなっていたことで、北海道や青森県など、積雪が多い地域のタクシー会社から『プリウスα』などのリフトアップ依頼があったのがきっかけです」
先代のプリウスおよびプリウスαは、2WDのみが設定されたモデルでしたが、4代目プリウスでは、新たに電気式4WD「E-Four」がラインナップされました。
これによって、プリウスの雪道問題は以前に比べると解消されましたが、岡田氏はそれまでプリウスのリフトアップをおこなっていたことから「せっかく4WDが出たなら、いっそのことSUV風にしてしまおう」と考えたそうです。
ベース車両となったプリウスは、2017年式モデルのE-Four仕様。カスタムに関して、岡田氏は以下のように話します。
「エアロパーツの立ち上がりやディフューザーのラインなど、主にデザインを重視して制作しました。
また、海外から逆輸入して、あえて左ハンドルの車両を利用するなど、見る人に注目してもらえるように細かい部分にもこだわっています」
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このようにして制作されたプリウスSUVは、世界三大カーカスタムショーのひとつともいわれるSEMAショーにて、米国トヨタの関係者からも「クレイジー!」と好意的な評価を受けたといいます。
さらに、その後2017年の東京オートサロンにも出展し、エコカー部門で金賞を受賞。当時のSNSでは、「このカスタムもアリだなー!」といった声も見られ、会場では写真撮影をおこなう人も多数いたようです。
近年では、自動車メーカーからも軽自動車や、コンパクトカー、ミニバンなどをSUV風に仕立てたグレードがラインナップされています。
今後も意外なSUV化モデルやカスタマイズは人気を保ち続けるかもしれません。
トヨタC-HR
フロントのカンガルーバー風の殺人バーはナンのためか。
こんな対人保護ができない車を作るとは相当いかれている。しかもエコカーで。