【地震後に車両盗難?】 鳴り響く誤報アラーム! 警報解除で盗難被害高まる?

千葉県北西部を震源とする強い地震が2021年10月7日22時41分頃に発生しました。近年、強い地震の後には車両盗難の被害が多くなるといいますが、どれはなぜなのでしょうか。

地震直後にカーセキュリティの誤報アラームが鳴り響く

 2021年10月7日22時41分頃、千葉県北西部を震源とする強い地震がありました。

 東京都足立区や埼玉県川口市などで震度5強を観測しており、23区内で確認された震度5強以上の揺れは2011年3月11日の東日本大震災以来です。
 
 このような強い地震が発生した直後には、クルマのセキュリティのアラームが鳴ることがあります。その場合、持ち主はアラームを解除することがありますが、これにより車両盗難の被害に遭いやすくなるといいます。

地震発生時にはカーセキュリティの誤作動で警報アラームがなることがある。でも解除したままにすると盗難被害に遭う可能性が高まる(撮影:加藤博人)
地震発生時にはカーセキュリティの誤作動で警報アラームがなることがある。でも解除したままにすると盗難被害に遭う可能性が高まる(撮影:加藤博人)

 筆者(加藤久美子)が住む横浜市北部も震度5弱を観測しており、実際にかなり揺れて積み上げたプラモデルの箱やミニカーの箱がバラバラと崩れて焦りました。

 揺れの直後に緊急地震速報のアラームが鳴りましたが、同時に近所の駐車場から盗難防止のアラームが一斉に鳴り始めたことにも驚きました。

 地震の振動でカーセキュリティのアラームが「誤報」を出してしまうことはこれまで何度か聞いたことはありましたが、実際に自分の耳で聞いたのは初めてです。

「ああ!これが、地震で作動する誤報アラームか!」と音を聞いていました。

 地震の後に盗難が増えるこれはまさしく、「カーセキュリティの誤報アラーム」が関係しています。

 しかし、単に地震の振動を自動車本体盗難の際の振動と検知して誤報アラームを出すことが理由ではありません。

 強い揺れの後は、1週間程度の間に余震が続くことがあります。

 その余震のたびにアラームが鳴ってしまうと、日本の多くのオーナーは近所迷惑になることを恐れて、アラームを切ってしまいます。窃盗団にとっては非常に好都合な状況になるのです。

 実際に2011年3月11日の東日本大震災後は、海外製セキュリティをつけた日産「スカイラインGT-R(BNR32型)」の盗難が多発しました。

 R32スカイラインを所有している千葉県在住のAさんは2020年6月の地震(千葉で最大震度5弱)のときに誤報を経験した1人です。AさんのR32仲間は実際に盗まれてしまいました。

「近年、茨城や千葉北西部を震源とする地震が多く発生しています。

 かつては海外製のセキュリティをつけていましたが地震のたびに誤報アラームを出してしまい、静かな住宅街ではかなりの近所迷惑になっていました。

 同じR32仲間の友人も同じブランドのセキュリティをつけており、私と友人は余震が続く時期にアラームを切っていました。

 駐車場は少し入り組んだ場所にある小さいマンションの敷地内です。

 2020年6月25日の千葉で震度5弱の地震から数日後、友人のR32が盗まれてしまいました。

 幸いなことに、翌日、駐車場から数キロ離れたコインパーキングに放置されているのが発見されクルマは戻ってきましたが、それ以来恐ろしくて誤報がない国産セキュリティに換えました。10月7日の地震含めて、誤報は一度もありません」

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