新ロゴ採用! 世界初公開の日産新型セダン「e-POWERシルフィ」は1.6L NA搭載車とどう違う? 中国で披露

日産は新型「e-POWERシルフィ」を中国で公開したと2021年9月29日に発表しました。ガソリンエンジンを搭載したベースの「シルフィ」とはどんな違いがあるのでしょうか。

日産新ロゴを採用した外観デザインで登場

 日産は2021年9月29日に新型「e-POWERシルフィ」を中国で公開したと発表しました。ベースとなる「シルフィ」は中国市場で人気のセダンですが、電動車の新型e-POWERシルフィと、ガソリンエンジンを搭載するシルフィは、それぞれどんな特徴があるのでしょうか。

日産新型「e-POWERシルフィ」
日産新型「e-POWERシルフィ」

 シルフィは、中国における現行モデルが2019年の上海モーターショーで世界初公開されたクルマで、アメリカなどほかの市場では「セントラ」という車種名で販売される例もあります。

 中国市場ではセダンカテゴリが一定の支持を得ていることもあり、シルフィは同市場で人気の高い日産車のひとつとして知られています。

 一方日本市場においてシルフィは、中国の新型モデルに準ずる全面刷新を受けることなく、2020年中に生産終了したと報じられました。このことから、中国と日本での人気には大きな差があるといえるでしょう。

※ ※ ※

 中国市場におけるガソリンモデルのシルフィは、ボディサイズが全長4641mm×全幅1815mm×全高1447-1450mmで、1.6リッター自然吸気エンジンを搭載。トランスミッションはCVTが組み合わされます。

 そして、ガソリンモデルのシルフィをベースに開発された新型e-POWERシルフィは、日産の電動パワートレイン「e-POWER」を中国市場で初めて搭載。

 最大トルクは300Nmを発揮するほか、5つのドライブモードを設定することで路面状況に応じた楽しい運転感覚をドライバーに提供します。

 また、外観もガソリンモデルから一部変更。フロントとリアに装着される日産ロゴは、電動SUV「アリア」から採用の始まった新デザインを採用しています。

 日本では2016年に2代目「ノート」から搭載が始まったe-POWERですが、中国市場ではどのような評価を受けるのか注目されます。

 それではここでクイズです。

 e-POWERについて説明した次の文章のなかで、正しい記述はどれでしょうか。

【1】発進時や加速時にモーターがエンジンを補助する、パラレル方式のハイブリッドである

【2】エンジンとモーターを使い分けるスプリット方式のハイブリッドである

【3】エンジンは発電用に搭載され、モーターから動力を得るシリーズ方式のハイブリッドである

【4】ガソリンエンジンを搭載していない、純電気自動車である

※ ※ ※

 正解は【3】の「エンジンは発電用に搭載され、モーターから動力を得るシリーズ方式のハイブリッドである」です。

 シリーズ方式のハイブリッドシステムでは、エンジンは発電に専念し、駆動系に直結しているのはモーターのみとなります。

 日系メーカーでは、日産が乗用車で積極的に採用してきましたが、2021年10月1日にダイハツが「ロッキー」にシリーズ方式のハイブリッドシステムを搭載した「ロッキー eスマート」を同年11月に発売すると明らかにして、話題となりました。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

●くるまマイスター検定 公式ウェブサイト

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2件のコメント

  1. ワゴンタイプとか国内でも発売すれば結構売れるかも。

  2. 北米だと廃止済みなのに放置状態のフーガシーマを未だに両方抱えるより
    どちらか廃止してe-POWER限定でこれを日本に導入した方がいい

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