ルノーのダイアモンド型マークが新ロゴに変更! 10月1日から日本にも導入
ルノー・ジャポンは2021年10月1日、新たなルノーブランドの価値を表現したフラットデザインへと刷新された新しいロゴを順次日本に導入すると発表しました。
従来の3Dタイプからフラットなロゴに
ルノー・ジャポンは2021年10月1日、新たなルノーブランドの価値を表現したフラットデザインへと刷新された新しいロゴを順次日本に導入すると発表しました。
新たなロゴは、フランス本国では2021年3月10日、ルノーの新戦略「Renaultion(ルノルーション)」発表の場で披露されました。従来のものより2次元的になり、ロサンジュ(ダイアモンド型)がフラットなデザインになっているのが特徴です。
これはとくにデジタルデバイスに対応するために、2019年から新しいロゴを研究していたといます。
ルノーのデザイナー、ジル・ヴィダル氏は「時代と調和し、モダンなスタイルに変更されたダイヤモンドマークは、ルノーのニューウェーブの時代を体現しています」とコメントしています。
ダイアモンドの形状自体がすでにルノーを体現しているため、この普遍的な幾何学形状を維持することに異論はなかったといいます。「私たちはそれをより象徴的で、シンプルで意味のある、時代を超越したものになるように新しく考えました」とジル・ヴィダル氏は語っています。
フラットなデザインにより、ビデオやデジタルメディアに適するだけでなく、たとえば車両でもウェルカムシーケンスのアニメーションが簡単になるといいます。
新しいロゴは、2022年に登場するニューモデルから装着されます。また2024年までにルノーの全モデルにこの新エンブレムが装着されるといいます。
日本ではこの10月1日から、ルノー・ジャポンのオフィシャルウェブサイトで仕様が開始されるほか、順次広告やカタログなどでも使用される予定です。
※ ※ ※
ルノーはこれまで、数回にわたってブランドロゴを変更してきています。現在の象徴的なルノーのダイアモンド型は、1925年に登場したルノー「40HP」のフロントグリルにはじめて搭載されました。
以降、1946年にRegie Nationale des Usines Renault(ルノー公団)になると、明確でシャープなラインの新ロゴがデザインされました。その後1959年に新しい書体で近代化され、「Regie Nationale」という文字がなくなりました。
1972年には、デザイナーのジャン・ピエール・イヴァラル氏とヴィクトル・ヴァザルリ氏によってデザインされたロゴが導入され、このロゴは20年間にわたってルノーモデルのフロントグリルを飾っています。
1992年には3D形状のダイアモンドマークに変更、2015年に変更されています。
コメント
本コメント欄は、記事に対して個々人の意見や考えを述べたり、ユーザー同士での健全な意見交換を目的としております。マナーや法令・プライバシーに配慮をしコメントするようにお願いいたします。 なお、不適切な内容や表現であると判断した投稿は削除する場合がございます。