トヨタ新型「カローラクロス GRスポーツ」発表! 専用チューンがイカすスポーティSUV 台湾で登場

トヨタの台湾法人は、「カローラクロス GRスポーツ」を発表しました。トヨタのモータースポーツ部門「GR」が手掛けたカローラクロス GRスポーツには、どのような特徴があるのでしょうか。

GRスポーツ専用の内外装を取り入れたカローラクロスが登場

 トヨタの台湾法人は、クロスオーバーSUV「カローラクロス」の「GRスポーツ」仕様を2021年9月13日に発表しました。

 カローラクロスは2020年10月に台湾で発売され、スポーティで広々とした外観、優れた空間、充実したアクティブ&パッシブセーフティの装備と技術が支持を得ています。

スポーティなスタイルが特徴的なトヨタ「カローラクロス GRスポーツ」(台湾仕様)
スポーティなスタイルが特徴的なトヨタ「カローラクロス GRスポーツ」(台湾仕様)

 今回登場したカローラクロス GRスポーツは、よりスポーティなデザインとハンドリングで、幅広いユーザーのニーズを満たすモデルとして発表されました。

 トヨタのモータースポーツ部門である「TOYOTA GAZOO Racing」は、高性能モデルだけでなく、市販車をベースに、洗練された外観と運転の愉しさを追求した「GRスポーツ」を手掛けています。

 外観は、カローラクロス GRスポーツには、ハニカムブラックのタンクガードや低重心バンパーなどの専用エクステリアパッケージを採用し、フロントエンドをより堂々とした流麗なデザインに仕上げました。

 また、GR SPORTでは2トーンカラーの専用ルーフを採用。ルーフが浮いているかのような視覚的な印象を与えるとともに、スポーティなルーフラックを装備しています。

 さらに、フロント、サイド、リアには、立体感のあるシルバーのアンダーガードを採用し、オフロード感を演出。

 ブラックサイドミラーやブラックLEDリアランプ、18インチのツートンカットアルミリム、リアには「GR SPORT」の専用ネームプレートを採用し、スポーティでパワフルな印象を与えています。

 内装では、ブラックレザーとGRエレメントを巧みに組み合わせ、ハイカバータイプのシートは座面とフロントヘッドレストにGRスポーツ専用デザインを採用し、スポーツカーとしての高い質感を強調しました。

 また、プッシュスタートボタンにも「GR」のロゴが入っています。

 カローラクロス GRスポーツには、GRチームがチューニングしたスポーティなサスペンションシステムが搭載され、操縦安定性と快適性が向上。

 また、シャシにはGRスポーツ専用の補強ブラケットを搭載し、シャシの剛性とねじれに対する耐性が大幅にアップしました。

 さらに、電子制御ステアリングアシストシステム「EPS」が搭載したことで、ステアリングホイールへのフィードバックが増えるだけでなく、より正確な操舵が可能となっています。

 パワートレインは、1.8リッターガソリンと1.8リッターハイブリッドを用意。ハイブリッドモデルには、ドライブモード(EV/エコ/ノーマル/スポーツ)も備わります。

 安全装備として、カローラクロス GRスポーツには「トヨタセーフティセンス 2.0」を搭載。歩行者・自転車を検知するプリクラッシュセーフティやACC、レーントレーシングアシスト(LTA)、アダプティブハイビームシステム(AHB)を搭載しました。

 カローラクロス GRスポーツの台湾での価格は、ガソリンモデルが87万5000台湾ドル(約347万円)、ハイブリッドモデルが94万5000台湾ドル(約375万円)です。

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