トヨタ、新型ハイブリッド車から全固体電池を導入! 2020年代前半に市販化を目指す 世界初のナンバー付き走行も実現!

2021年9月7日にトヨタは電池・カーボンニュートラルに関する説明会を実施。そこでは、各社が開発を進める全固体電池搭載車にナンバーを取得して試験走行したことが明らかになりました。では、今後のトヨタの戦略はどうなるのでしょうか。

全固体電池は2020年台前半にハイブリッド車で採用目指す

 トヨタは、2021年9月7日に「電池・カーボンニュートラル」に関する説明会をおこないました。
 
 世界的に電動化やカーボンニュートラルの実現が加速しているなかで、トヨタはどのようなロードマップを示したのでしょうか。

2020年代前半に全固体電池をハイブリッド車から搭載!(画像はトヨタを代表するハイブリッド車の「プリウス」) 
2020年代前半に全固体電池をハイブリッド車から搭載!(画像はトヨタを代表するハイブリッド車の「プリウス」) 

 日本では、「遅くとも2035年までに軽を含めた新車100%を電動化する」という国としての目標を掲げています。
 
 ここでの電動化とは、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EV、FCV(燃料電池車など)を含みます。
 
 また、欧州では日本よりさらに厳しく「2030年までに欧州内新車100%をEV(またはFCV)」とする方向性が定まってきました。

 こうしたグローバルでの電動化シフトを、クルマ側の技術でみると、モーター、駆動用の電池、そしてパワーコントロールユニットが三種の神器だといえます。

 このうち、技術進化が目覚ましいのが電池ですが、トヨタがオンラインで電動車の電池に関する技術説明会を開きました。

 まずは、トヨタがこれまで市場導入してきた駆動用電池搭載の車両総数は、1997年登場の初代「プリウス」から2020年7月までハイブリッド車の総数で1810万台に及びます。

 CO2排出量削減効果として見ると、バッテリーEV(BEV)換算で約550万台分。また、電池の量で考えるとBEV26万台分となり、単純計算でハイブリッド車のCO2削減効果はBEVの20倍以上という見立てです。

 では、トヨタの電池戦略は今後どうなっていくのでしょうか。

 ひとつは、新型「アクア」で導入したバイポーラ型ニッケル水素電池の搭載車種の拡充です。

 電池内部の構造の簡素化し、大きな電流を一気に流すことで、ハイブリッド車に必要な瞬発力では従来品の約2倍となります。

 これを各種のハイブリッド車向けに搭載するとともに、BEVやプラグインハイブリッド車での活用も視野に開発を進めているといいます。

 もうひとつは、新型リチウムイオン電池の開発です。正極・負極の材料コストの低減や、新材料の開発などAI(人工知能)技術も活用した究極の材料選びを進めています。

 さらに、次世代電池の本命ともいわれる、電解質に固体を使う全固体電池についても2020年代前半にハイブリッド車への搭載を念頭に開発中とのことです。

 すでに、2020年8月に世界初となるナンバー付きの実験車両に全固体電池を搭載した実走実験をトヨタのテストコースでおこなっています。

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コメント

2件のコメント

  1. 11年前 日産リーフが発売された時 《トヨタはすぐ全固体電池で発売する》と騒いでいた御用記者さん達【おめでとうございます】 ・・おっと、まだか発売は もう少し勉強してね 11年前は画期的であっても 今はもう改良対象ですよ

  2. 劣化9割って…
    希望的観測が入り混じって表現が変になってますね、
    容量維持率とか、性能維持率が9割と言いたいんでしょうけど、
    劣化9割との表現じゃ逆に性能悪くなりますね。