フォルクスワーゲン グループ ジャパン（VGJ）は2021年9月2日、VWのシリーズのなかでもっとも小さなコンパクトSUV「T-Cross（Tクロス）」において、オプションパッケージの変更をおこないます。

　今回の仕様変更は、人気オプションであるテクノロジーパッケージに、新たに同一車線内全車運転支援システム「トラベルアシスト」を追加し、さらなる安全性の強化を図っています。

　このシステムは0km／hから210km／hの範囲でドライバーがあらかじめ設定した車速において、前走車との車間および走行レーンの維持をサポートするもの。ステアリングホイール上の「トラベルアシスト」ボタンを押すだけでシステムを起動することができ、長距離移動において安全性の向上と疲労の軽減に寄与します。

　またステアリングホイールには静電容量式センサーを採用することで、軽く手を添えるだけでシステムの継続的な作動が可能になり、大幅に快適性が向上しました。

　ナビゲーションが利用できる「ディスカバーメディア」パッケージは、今回の仕様変更で新たに9.2インチの大型モニター搭載の「ディスカバープロ」パッケージへとアップグレードされました。

　オプション以外の仕様変更として、インテリアやエクステリアにも変更が加わります。

　インテリアでは、タッチコントロール式エアコンディショナーパネルを新たに採用。TSIアクティブにはパドルシフトが標準設定されます。またエクステリアでは新たにスモーキーグレーメタリック、アスコットグレーの2色のボディカラーを追加、全8色のカラーラインナップとしています。

　車両価格（消費税込）は以下のとおり。

・Tクロス　TSIアクティブ：286万7000円
・Tクロス　TSIスタイル：312万6000円
・Tクロス　TSI R-ライン：350万3000円

　オプション価格（消費税込み）は以下のとおり。

・ディスカバープロパッケージ：15万4000円
・セーフティパッケージ：17万6000円（TSIアクティブ）、14万3000円（TSIスタイル）
・テクノロジーパッケージ：8万8000円
・デザインパッケージ<ブラック>（TSIスタイル）：13万2000円