300台以上のオーダーで発売前に買えなくなった？

　日産は2021年8月5日に、同年4月に先行公開した「GT-R NISMO（2022年モデル）」と「GT-R NISMO Special edition（2022年モデル）」の価格を発表しました。
　
　同時に、両モデルは約3か月間での予約注文の台数が予定販売数を超えたため、当初の10月発売より前にオーダー受付を終了したことも明かされました。

　2022年モデルとなるGT-R NISMOとSpecial editionのボディカラーは、NISMO専用の新色となる「NISMOステルスグレー」を設定しています。

　また、Special editionは、クリア塗装を施した、NISMO専用カーボン製エンジンフード（NACAダクト付）を採用。

　さらに20インチの専用レイズ製アルミ鍛造ホイールにはレッドリム加飾を施しています。

　ほかにもピストンリング、コンロッド、クランクシャフトなどには、高精度重量バランスエンジン部品を採用するほか、手組みの証として完成したエンジンに貼り付けられる「匠」のネームプレートも専用カラーとしました。

　この両モデルは、先行公開から約2か月となる6月16日発表時点で、2020年度1年間の販売台数（2020年4月-2021年3月累計：131台）を超える、171台の予約注文を受けていました。

　そして、今回の先行公開から約3か月で、300台を超える予約注文を受けたといい、とくにSpecial editionは、予約注文全体の99％を占め好評だといいます。

　また、NISMO専用の新色「NISMOステルスグレー」は、約半数のユーザーが選択しています。

　それぞれの価格は、NISMOが2420万円、Special editionが2464万円です。