昔より良い? ハイテク機能は本当に便利なの? 快適・安全機能の盲点とは
ハイテク過ぎて…慣れが必要な機能とは?
ハイテク機能には、運転などの支援するものもあります。
例えば、「リバース連動下向きドアミラー」は、シフトをリバースに入れた際にサイドミラーが自動で下向きになり、駐車場の白線枠が見やすくなる機能です。
同機能は、駐車に対して苦手意識を持っている人にとっては、ありがたい機能のひとつといえるでしょう。
この機能についてはSNSでも「便利」という声が非常に多く、最初は違和感を覚える人も一部いるようですが、「慣れてからは快適」などの肯定的な意見が見受けられました。
しかし、その一方で「故障した」という声も挙がっており、本来下向きになるはずのミラーが上向きになることもあるようです。
この場合、本来目視のほかにドアミラーなどで後方確認をするのが基本ですが、後方確認がしづらくなるなど本末転倒といえます。
また、同様にハイテクなサイドミラーとして「CMS(カメラモニタリングシステム)」を導入した「ミラーレス車」も挙げられます。
CMSとは、ミラーではなくカメラを使って周囲を認識するシステムで、次世代のサイドミラーとして、現在ではホンダ「Honda e」やレクサス「ES」(一部のグレードにオプション設定)などに搭載されています。
ミラーレス車では、カメラ内蔵のユニットが本来サイドミラーのある位置に取り付けられており、実際の映像は車内のモニターで確認することができるようになっています。
しかし、ミラーレス車については賛否両論あり、実際にミラーレス車を所有するA氏は「いままでのサイドミラーと違って、後続車や周りとの距離感が掴みにくく、駐車などがしづらいと感じています」と話しています。
条件によっては、物理的なサイドミラーよりも視認性が向上することもありますが、距離感が掴みづらいという部分は運転している際に重要な部分でもあり、ハイテク機能の盲点といえるかもしれません。
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ハイテク機能は便利すぎる分、慣れるまでに時間がかかる人も多いといえます。
機能のなかには、オン/オフを切り替えられるものあるので、使用方法や特性をしっかりと把握し、必要に応じて使うのが良いかもしれません。
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