ギラつきタフ顔4WD! 日産新型「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」 ダメ押しで迫力マシた外観がスゴかった

日産のオーストラリア法人が2021年9月1日に発売する新型「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」は、どんな装備が装着されているのでしょうか。

LEDライト内蔵の専用ブルバーを装備

 日産のオーストラリア法人は、2021年9月1日に新型「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」を発売します。同社のピックアップトラック「ナバラ PRO-4X」をベースに、さらに悪路走破性能を向上したモデルとなりますが、いったいどんな装備が装着されているのでしょうか。

日産「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」
日産「ナバラ PRO-4X ウォーリアー」

 オーストラリアのビクトリア州に拠点を置くエンジニアリング企業のプレムカーが開発を担当した新型ナバラ PRO-4X ウォーリアーは、最低地上高がベース車から40mmリフトアップされた260mmとなったほか、アプローチアングルは+4度の36度を確保。

 ダンパーのセッティングも新たに見直されていて、とくに後輪のダンパーの最適化により、けん引時や荷物運搬時の車両後部の浮きが低減されたといいます。

 タイヤは、275/70R17のクーパータイヤ ディスカバーラーオールテレーンAT3タイヤを装着。

 また、開発にあたってはオーストラリア自動車研究センター(AARC)、トゥーランギ、ナーベソン、ウォルハラ、ビッグリバーでのオフロード実走行テストもおこなわれたといい、オーストラリア独特の路面条件にも耐えうる性能を確保したといいます。

 新型ナバラ PRO-4X ウォーリアーは専用パーツも装着。なかでも、LEDライトが内蔵された専用デザインのブルバーやレッドのスキッドプレート(エンジンガード)は、ベースモデルの段階で十分な迫力のあるフロントフェイスに、さらなる迫力を与えています。

 ナバラ PRO-4Xは全車4WDの設定で、オーストラリア市場ではMT仕様が6万790豪ドル(日本円換算で約489万円)、AT仕様が6万2990豪ドル(約507万円)ですが、新型ナバラ PRO-4X ウォーリアーはMT仕様が6万7490ドル(約543万円)、AT仕様が6万9900ドル(約563万円)の設定です。

 それではここでクイズです。

 新型ナバラ PRO-4X ウォーリアーに装備されるブルバー(別名:カンガルーバンパー)は、1990年代の日本でブームとなった「RV車」では非常に多く見ることのできた装備でした。

 この日本の「RVブーム」について、火付け役になったといわれている三菱のクロスカントリー4WD車は、次のうちどれでしょうか。

【1】ジープ

【2】サファリ

【3】ビッグホーン

【4】パジェロ

※ ※ ※

 正解は【4】の「パジェロ」です。

 1982年登場の初代モデルでクロカン車をメジャーにして、2代目モデルでRVブームをけん引する存在となったパジェロ。そんなRVブームの頃は、野生動物との衝突からボディを保護するブルバー(カンガルーバンパー)を装着するクルマが多くありました。

 見た目のインパクトが大きいことから、日本ではファッション目的のドレスアップアイテムという意味合いで人気を博したようです。

 RVブームが過ぎた2021年現在、日本では歩行者保護の観点からあまり見られなくなったものの、実用アイテムとしてのブルバーは、現在も海外で重宝されているようです。

※クイズの出典元:くるまマイスター検定

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