全長5m超えの爆アゲ日産「フロンティア・デザートランナー」 37インチタイヤ装着のモンスターマシンとは
日産は、SEMAショー2019に向けて北米で展開するピックアップトラック「フロンティア」をベースにしたモンスターマシンを制作しました。どのようなモデルなのでしょうか。
デカすぎる! 37インチタイヤ装着のデカイ日産「フロンティア」とは
日本では東京オートサロン/大阪オートメッセ、北米ではSEMAショーなどがカスタムイベントとして知られています。
自動車メーカーは、それらのイベントに専用のカスタムカーを制作することがあります。
数多くあるイベント向けカスタムカーのなかで、日産はピックアップトラックの「フロンティア」をベースにしたモデルをSEMAショー2019にてお披露目していました。
お披露目されたカスタムカーは、「フロンティア・デザートランナー」となり、従来販売されている5グレードのうちのひとつであるオフロード仕様「デザートランナー」をベースに日産モータースポーツチームとMAモータースポーツが協力して制作されました。
SEMAショー向けのフロンティア・デザートランナーは従来のオフロード仕様をさらに向上させることで、週末の冒険者から本格的なレーストラックに対応するモンスタートラックへと変身させています。
エクステリアは、Fiberworx製プリランナーフェンダーを取り付けたほか、前後バンパーを新たに製作し、スペアタイヤのキャリアやルーフ部分にオフロード用照明をフル装備。
インテリアは、純正のままではなく、コーティングされたフロア、MAモータースポーツのカスタムハーネスバー、Sparco製ハーネスやシート、ステアリングホイールを採用しました。
パワートレインは、純正4リッターV型6気筒エンジンを、日産「タイタン」に搭載されている5.6リッターV型8気筒エンジンと6速MTに変更。
このエンジンは、Garrett製「GTX3584RSターボチャージャー」をはじめカムシャフト、ピストン、バルブ、インタークーラー、MAモータースポーツ製カスタムターボヘッダーとエキゾーストシステムなど、完全にレース仕様としてリビルドしたことで、最高出力600馬力以上を誇ります。
足回りは、ロングトラベルフロントサスペンションキットなどさまざまなカスタム&チューニングが施され、タイヤはBFGoodrich製の37インチタイヤを装着しました。
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フロンティアは、2021年2月にフルモデルチェンジを発表。同年7月から米国にて生産開始となっています。
今回のSEMAショー2019向けのフロンティア・デザートランナーは、1台限りの特別なモデルですが、悪路走破性においては新型フロンティアにも勝るとも劣らないモデルです。
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