「オービスか?」よく似てるけどちょっと違う「Nシステム」の正体は?
Nシステムとオービスとの違いは?
Nシステムは、固定式オービス(自動速度取締機)の主力となっている「LHシステム」という機械によく似ています。
それゆえ、高速道路はもちろん主要な国道でも法定速度で走っていても、通り過ぎるタイミングでNシステムかオービスかを見極めるのは至難の業ですが、両者の違いはどんなところにあるのでしょうか。
オービスの場合、事前警告板が設置されています。だいたいはオービスの1kmから3km手前あたりに、最低2か所は設置を知らせる看板があります。
固定式オービスではドライバーのプライバシー侵害を回避するために、警告板がほぼ確実に設置されており、看板設置によって速度を抑える自制効果も期待されているのでしょう。
一方Nシステムは、そもそも設置の目的が取り締まりのためではなく情報収集であることから、事前警告板のような案内がありません。手前に看板がなく、突然固定式のシステムが見えてきたらNシステムと思ってよさそうです。
見た目の違いはどうでしょうか。オービスには複数の種類があるのですが、以前の主力であった「レーダー式」は道路上部にレーダーを設置し、速度超過するクルマを検知すると路肩に設置されたカメラで撮影するスタイル。路肩に大きなボックスが見えたら間違いなくレーダー式です。
また、道路に埋め込んだコイルを使った「ループコイル式」というオービスもあります。
もうひとつよく見かけるのが「新Hシステム」と呼ばれるオービス。カメラと、大きい白いハコ型のレーダー、ストロボが1組となって路線ごとに設置されているタイプです。比較的大きい白いハコ状のレーダーが道路上部に見えたら、このタイプのオービスです。
そしてNシステムと混同されがちな現在の主力が「LHシステム」です。「新Hシステム」から白いレーダー照射機を外して、1路線につきカメラとストロボで1セットになって設置されています。
ちなみにストロボは1灯なのかほぼ同じ大きさの機械が2つ並んでいますので、2車線の場合は4つ、3車線なら6つのボックスが見えるはずです。
そして今回の主役Nシステム最大の特徴は、走行車線のみならず路肩にまでカメラが設置されていることです。つまり3車線であれば8つのハコが見えたら間違いなくNシステム。路肩までカバーするのがNシステムと覚えておけばよいでしょう。
瞬時に見分けにくい夜間の場合はどうでしょうか。大きな違いはストロボの発光色です。オービスの場合は、違反者に速度違反を認識させるため赤いストロボが目に飛び込んでくるといわれています。
一方でNシステムの場合は、原則的に赤外線での撮影のため気付きにくいうえに、ストロボの発光色は白。目の前が一瞬明るくなっても色の違いでオービスかNシステムだったのかが判別できます。
また官庁系や行政機関そばの一般道にあるのもNシステムと思って間違いなさそうです。しかし交通ルールやマナーを守っていれば、オービスやNシステムにビクビクする必要はないでしょう。
吹田市山田駅付近の方面に設置されているのはオービスなんでしょうかね。。それともNシスなんでしょうか。。