マセラティ「MC20」が激走! 「ギブリ トロフェオ」と共にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードに参加
マセラティは第27回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、「MC20」をスーパーカー・ヒルクライムに参加させ、そのパフォーマンスを披露した。
最高速度325km/hを誇るブランド初のミッドシップ2シータースーパースポーツカー
近年、スーパーカーやスーパースポーツのアピールの場として、モーターショーではなくグッドウッドが選ばれることが多くなったが、マセラティ「MC20」が選んだのもグッドウッドであった。2021年7月8日から11日に開催された、第27回グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードのスーパーカー・ヒルクライムに「MC20」は参加し、そのパフォーマンスを観衆に披露して見せた。

マセラティは第一次スーパーカーブーム時代に2シーターの「ボーラ」、そして2000年代には「エンツォ フェラーリ」をベースとした「MC12」というリアミッドにエンジンを搭載した2シーターモデルをリリースしてきた経緯がある。
こうしたマセラティのミッドシップ2シーターの系譜に、2020年に追加されたMC20は、最高速度325km/hを誇るブランド初のミッドシップ2シータースーパースポーツカーである。カーボンファイバー製モノコックが採用されたことで、総重量はわずか1500kg。F1由来のテクノロジーであるプレチャンバー機構を備えたパワフルなエンジンとの組み合わせで、優れたパワーウェイトレシオを実現し、0-100km/h加速2.8秒という驚異的な数値を達成する。
同イベントのスーパーカーのパドックでは、MC20とともにマセラティ製のネットゥーノエンジンも展示された。
さらに同イベントでは、最高出力580bhpのV8エンジンを搭載し、0-100km/h加速4.3秒を誇るスポーツサルーン「ギブリ トロフェオ」が、「First Glance」クラスの車両のみで競われるタイムトライアルに参加。フェスティバル期間中、MC20とギブリ トロフェオは、1日2回開催されるヒルクライムでの注目のモデルとなった。なおMC20とギブリ トロフェオは、それぞれのスーパーカーパドックに加え、ファースト・グランス・パドックにも展示され、数多くの来場者の注目を集めていたようだ。
Writer: VAGUE編集部
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