ランドローバー「ディスカバリー」は全車マイルドハイブリッド搭載! 2022年モデルの受注開始

2017年に現行モデルが登場したランドローバー「ディスカバリー」の、2022年モデルの受注が開始された。エンジンラインナップが刷新され、より洗練されたデザインとなった新型モデルは、どのような進化を果たしたのだろうか。

よりダイナミックな外観と洗練された内装を備えた新グレード「R-DYNAMIC」に注目

 ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、「ディスカバリー」2022年モデルの受注を、2021年7月8日より開始した。人気SUVのディスカバリーの2022年モデルは、どこが変わったのだろうか。

ランドローバー「ディスカバリー」2022年モデル
ランドローバー「ディスカバリー」2022年モデル

 ディスカバリーの2022年モデルに搭載されるエンジンは、3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン(最高出力300?、最大トルク650Nm)と、3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン(最高出力360?、最大トルク500Nm)の2種類を用意。マイルドハイブリッドテクノロジーとなるベルト・インテグレーテッド・スターター・ジェネレーター(BiSG)とリチウムイオンバッテリーで構成される48VのMHEVを採用し、最新のラインナップで、全10機種展開となる。新たに設定、追加されたのは次のとおりだ。

●「R-DYNAMIC」をグレードラインアップに追加

 2022年モデルではラインナップになかった、ダイナミックな外観と洗練された内装を備えたグレード「R-DYNAMIC」が新たに追加となった。

●エクステリアのデザイン変更

 LEDヘッドライトやテールライト、フロントグリル、バンパー(フロント/リア)のデザインが変更され、ディスカバリーのキャラクターと力強さが際立つエクステリアに進化。

●3列目シートを標準化

 インテリアも3列目シートが標準装備となったほか、2列目シートの形状やシートクッションの角度や厚みが改善され、7人の乗員が快適に過ごせる空間に改良されている。

●最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を標準装備

 ディスカバリーでは初搭載となる3Dサラウンドカメラをはじめ、ブラインドスポットアシストやアダプティブクルーズコントロール、クリアイグジットモニターやリアコリジョンモニター、リアトラフィックモニターなどのドライバー支援システム、さらに最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」を標準装備。Pivi Proに付帯するオンラインパックには、専用の通信データプランが用意され、施設情報やガソリン価格、マップデータの取得をはじめ、音楽、天気、カレンダーなどのコネクテッドアプリを、スムーズで快適な通信環境下で、データ容量を気にすることなく使用することが可能となった。

●アレルゲンにも対応した空気浄化システム

 多機能な空気浄化システムをオプションで新たに設定。車外の空気の状況や車内のCO2量をモニタリングし、必要に応じて内気循環を作動させたり、エアコン動作時にマイナスイオンを発生させたり、PM2.5や花粉、バクテリアなどのアレルゲン物質を取り除くフィルターをつけるなど、よりクリーンな環境の提供に貢献する。

●2022年モデルのカラーバリエーション

 カラーバリエーションは、従来のフジホワイト、サントリーニブラック、ユーロンホワイト、バイロンブルー、アイガーグレイ、ポルトフィーノブルー、カルパチアングレイ、シリコンシルバー、ナミブオレンジに加え、新色となるハクバシルバー、ランタオブロンズ、シャラントグレイを新たに追加。全12色がラインナップされる。

●2022年モデルの車両価格は?

 新型ディスカバリーのラインナップはすべてマイルドハイブリッドシステム搭載で、共に3リッターのディーゼルエンジンとガソリン・エンジンから選択可能。車両価格(消費税込)は次のとおりだ。

■ディスカバリー(3.0リッター直列6気筒INGENIUMディーゼル・エンジン「MHEV」搭載モデル)

・D300:840万円
・S D300:886万円
・SE D300:950万円
・R-DYNAMIC SE D300:996万円
・R-DYNAMIC HSE D300 :1031万円

■ディスカバリー(3.0リッター直列6気筒INGENIUMガソリン・エンジン「MHEV」搭載モデル)

・P360:780万円
・S P360:815万円
・SE P360:885万円
・R-DYNAMIC SE P360:930万円
・R-DYNAMIC HSE P360:978万円

【画像】全車7人乗り仕様となった「ディスカバリー」2022年モデルとは!?(13枚)

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